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“地震でガスが止まった” ガスメーター復帰ボタン操作方法は その前に確認することも

  • 2024年3月22日

地震が発生してガスの供給がとまった経験はありませんか。地震の際、揺れが大きいと家庭ではガスメーターの安全装置が働いてガスが止まることがありますが、利用者の操作で復旧が可能となっています。大手ガス会社ではメーターの場所や操作方法を日頃から確認しておいてほしいと呼びかけています。操作方法などをまとめました。

安全装置でガス供給を自動的に止める

東京ガスによりますと、取り扱っている家庭用のガスメーターは、震度5程度以上の揺れを感知した場合、安全装置が働いてガスの供給を自動的に止める仕組みになっています。

3月21日の午前9時過ぎに発生し、栃木県内や埼玉県内で震度5弱を観測した地震では、栃木県や茨城県の利用者からの「ガスが止まった」などという問い合わせが普段よりも目立ったということです。

復旧の手順 その前に確認することも

ガスメーターにある赤いランプが点滅していると安全装置が作動したことを示していますが、多くの場合は利用者の操作で復旧させることができます。

まずはすべてのガス機器の使用を止めて周囲でガスのにおいがしないことを確認してください。
そして、メーターにある「復帰ボタン」のキャップを外してボタンを2秒程度奥までしっかり押します。およそ3分たつと赤いランプの点滅が消え、ガスが使えるようになります。

いくつかの種類 説明書で操作の確認を

メーターによっては、点滅ランプがなく電子パネルにガスが止まったことを表示するタイプや、「復帰ボタン」にキャップがないタイプもあります。メーターにはいくつかの種類がありますが、機器ごとの操作方法は付属の説明書で確認できます。

日ごろからメーターの場所など確認を

集合住宅などでは、自分の部屋のメーターがどこにあるか分からないことがあります。日頃から確認しておいてほしいということです。
東京ガスではこうした手順で対応しても復旧しない場合には、ガスの供給に関する問い合わせ窓口に連絡してほしいとしています。

東京ガスネットワーク株式会社 防災・供給部 佐治亮宏課長
「家庭用のガスメーターは少しわかりづらい所にあることが多いので、地震があったときに慌てず対応できるよう平時から場所を確認しておくなどして備えを進めてほしい」

 

手順を動画で確認できます

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