日本一おいしい「いちご」を栽培している県として、「プレミアムいちご県」に認定されている埼玉県。
4月8日(月)の首都圏ネットワーク「おでかけしゅと犬くん」では、県内で盛んになりつつある「いちご栽培の異業種参入」について、NHKさいたま放送局のタマちゃんも一緒にお伝えしました。
埼玉県は、日本野菜ソムリエ協会から、日本一おいしい「いちご」を栽培している県として、2年連続で「プレミアムいちご県」に認定されました。
おいしそうな「いちご」。しゅと犬くんも食べたそうにしています。
こちらは入間市内にあるいちご農園。栽培をしているのは地元のケーブルテレビです。2022年から、社屋の裏にある耕作放棄地を活用していちごの栽培と販売を始めました。
埼玉で盛んになってきているのが、異業種の参入です。スーパーマーケットや建設会社などが続々といちごの栽培に参入しています。埼玉県の農業支援課には今年に入って、参入についての相談が4件入っているそうです。
中継では、いちごの栽培を担当している高星愛さんにお話を聞きました。
なぜ放送事業から農業に参入したのですか?
私たちがテレビやラジオで取材をする中で、人手不足や物価の高騰で農業が衰退している厳しい現状をみてきました。いちごは設備を整えれば、農業が未経験でも比較的栽培しやすく、付加価値が高いので始めました。新たに農業に取り組むことで地域を盛り上げたいと思っています。
パン屋さんや酒蔵会社さんなど、県内の事業者の皆さんと一緒に、いちごのジャムはもちろんのこと、甘酒やソースなどを作り始めました。入間市のふるさと納税の返礼品にもなっています。
いちごの甘酒をいただきました。いちごの味がしっかりしていて、果実を感じる果肉やつぶつぶ感も最高でした!
さらに再来年からは、埼玉県のオリジナル品種である「あまりん」の栽培も開始されるということです。
今回の「おでかけしゅと犬くん」は、4月15日(月)の午後7時までNHKプラスでお楽しみいただけます。