3月3日は「ひな祭り」。
さいたま市岩槻区にある岩槻人形博物館では、3月24日(日)まで、ひな祭りの企画展が開催されています。テーマは「商家に伝わるお雛(ひな)さま」。江戸時代から昭和初期にかけて、商人の家で飾られてきたひな人形は、豪華なつくりが特徴です。
2月27日(火)の首都圏ネットワーク「おかえり天気」では、NHKさいたま放送局マスコットキャラクターのタマちゃんと一緒にお伝えしました。
岩槻人形博物館では3月24日(日)まで、ひな祭りの企画展「にんぱくの雛祭り-商家に伝わるお雛さま-」が開催されいます。江戸時代から昭和初期にかけて商人の家で飾られてきたひな人形が集められています。
美しいひな人形の数々にタマちゃんもうっとり!
上の写真は「享保雛(きょうほうびな)」というひな人形です。
商人の家に飾っていたひな人形は、豪華であることが特徴です。下の写真にあるおひなさまの冠は、とても立派です。高貴な人たちに憧れを持ってつくったため、豪華になったそうです。
博物館には、大きいものから小さいものまで、さまざまなひな人形が並んでいます。
上の写真にあるひな人形の多くは、江戸時代から続く商家である「天野家」から寄贈されたものです。昭和初期の写真から当時の並べ方を再現しました。
ひな人形の数がとても多いですね!
中継では、ひな人形の特徴や企画展について岩槻人形博物館の学芸員・岩田明日香さんにお話を聞きました。
天野家では、女の子が産まれると子どもの成長を願って、ひな人形を買い足していったため、大きなひな壇になったそうです。
上にある写真も、今回の企画展の展示のポイントのひとつになっています。
ひな祭りの文化がどのように伝承されてきたのかを知ってもらえるように、当時のひな祭りの写真や、商家とひな人形のヒストリーなども紹介しています。
「にんぱくの雛祭り-商家に伝わるお雛さま-」は3月24日(日)まで開催しています。※休館日は月曜日
今回のおかえり天気は、3月5日(火)の午後7時までNHKプラスでお楽しみいただけます。