東京出身の大リーグ、カブスの鈴木誠也選手。
14日のマリナーズとの試合で2安打の活躍でチームの勝利に貢献しました。
また、13日のマリナーズ戦では駒沢大学出身の今永昇太投手が先発し、鈴木選手の3号ソロホームランの援護もあって今シーズン2勝目をあげました。
4月12日から14日までに行われたマリナーズ戦を振り返っています。
鈴木選手は、相手の本拠地シアトルで行われたマリナーズ戦に2番・指名打者で先発出場しました。
1回の最初の打席。
レフトへのツーベースヒットを打って、このあと先制のホームを踏みました。
第2打席は空振り三振に倒れました。
5回の第3打席は。
4試合ぶりの複数安打となるレフト前ヒットで出塁しました。
その後、二塁への盗塁を試みてアウトになりました。
第4打席はサードゴロでした。
鈴木選手は、この試合4打数2安打で、試合前2割9分1厘だった打率は3割5厘と3割台に上がりました。
鈴木選手の打撃成績…打率 .305
第1打席 レフト ツーベースヒット
第2打席 空振り三振
第3打席 レフト前ヒット
第4打席 サードゴロ
試合はカブスは3対2で勝ち、2連勝としました。
13日は、駒沢大学出身の今永昇太投手がマリナーズ戦に先発し、6回途中まで投げて1点は失ったものの好投を見せて今シーズン2勝目をあげました。
カブスは13日、相手の本拠地シアトルでマリナーズと対戦し、今永投手は中5日で先発マウンドに上がりました。
大リーグ移籍後、初登板から無失点と好投している今永投手。
1回、ボールを低めに集めてテンポよくツーアウトを取り、3人目のバッターはキレのある変化球で見逃しの三振を奪い上々の立ち上がりを見せました。
1点リードの2回は、味方のエラーでランナーを出すなどし、ツーアウト一塁三塁とピンチを招いたあと、後続のバッターにタイムリーツーベースヒットを打たれて1対1の同点とされました。
☆鈴木誠也 3号ソロホームランで援護☆
カブス打線は3回。
2番・ライトで先発出場した鈴木誠也選手が、ツーアウトから初球のスライダーを振り抜き、8試合ぶりとなる3号ソロホームランで勝ち越し、今永投手を援護しました。
今永投手はランナーを出すものの粘り強く抑え、5回まで追加点を許さず勝ち投手の権利を得ました。
6回は、先頭バッターから2者連続でフォアボールを出し、3人目はサードゴロに打ち取りましたが、ワンアウト二塁三塁とした直後に交代となりました。
代わって登板したリリーフピッチャーが、このピンチを切り抜けてリードを守り、カブスは7回と8回に追加点をあげて4対1で勝ちました。
☆今永投手2勝目 6回途中 90球 4奪三振 被安打5本
今永投手は6回途中まで投げて球数は90球、奪った三振が4つ、打たれたヒットは5本、フォアボール2つで、デビュー戦以来の勝ち星で今シーズン2勝目です。この試合は1点を失いましたが味方のエラーで出塁したランナーだったため、自責点は0で、ここまで3試合に登板し防御率は0点00のままです。
☆鈴木選手 4打数1安打1打点
また、鈴木選手は、ホームラン以外の打席はいずれも三振で、この試合4打数1安打1打点、打率は2割9分1厘となっています。
☆先発の今永投手 90球中68%ストレート☆
今永投手は、この試合で投げた90球のうち68パーセントがストレートで、ストレートの平均球速は大リーグに来て最も速い149キロでした。
今永投手は「スプリットがきょうはあまり良くなかったし、なかなか空振りもカウントも取れない中で不用意なボールには気をつけた。ストライクを取りに行くと打たれた経験があるのでボールならボールでいいやという気持ちで、質のいいまっすぐを投げ込もうと切り替えた」と話し、これまで登板した2試合と異なり変化球が本調子ではない中でも機転を利かせた投球術を見せました。
同点とされた直後には鈴木選手の勝ち越しホームランも飛び出し、「あのホームランのおかげで『1点取られてもまだ同点だ』という気持ちで投げることができた。相手としてはすごくがっくり来るところで、僕は相手の気持ちに便乗して淡々と投げ続けようと思ったので本当にあの1本は流れとしてもすごく大きかった」と感謝していました。
12日のマリナーズ戦。
鈴木選手は、相手の本拠地シアトルで行われたマリナーズとの試合に2番・ライトで先発出場しました。
1回の第1打席はショートフライでした。
3回の第2打席はツーアウトランナー無しから2試合ぶりのヒットとなる痛烈なライト前ヒットを打ちました。
5回の第3打席はツーアウト一塁でセカンドゴロ。
8回は先頭バッターで打席に入りましたが、空振り三振に倒れました。
鈴木選手は4打数1安打で打率は2割9分4厘となりました。
鈴木選手の打撃成績…打率 .294
第1打席 ショートフライ
第2打席 ライト前ヒット
第3打席 セカンドゴロ
第4打席 空振り三振
試合は4点をリードされたカブスが後半追い上げましたが、2対4で敗れ2連敗となりました。