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センバツ高校野球 関東第一×八戸学院光星 試合経過などを詳しく

  • 2024年3月18日

3月18日に甲子園球場で開幕したセンバツ高校野球。

東京の関東第一高校は、開会式のあとの第1試合で青森の八戸学院光星高校が対戦しました。
試合は、関東第一高校が先制しましたが9回に追いつかれ、延長11回タイブレークの末、八戸学院光星高校に3対5で敗れました。

大会1日目 関東第一×八戸学院光星

ーーーーーー 123456789  
八戸学院光星 000000101  
関東第一   000010010  
ーーーーーー 

ーーーーーー 10 11   計 
八戸学院光星 0 3       5 
関東第一   0 1     3
ーーーーーー

【1回表】八戸学院光星の攻撃

先発した関東第一高校 畠中投手

関東第一高校の先発はエースの畠中。八戸学院光星高校、先頭バッターは砂子田。ファーストゴロで1アウト。2番渡部は三振で2アウト。3番竹田は空振り三振で3アウト。

【1回裏】関東第一の攻撃

先発した八戸学院光星 洗平投手

八戸学院光星高校の先発は、今大会注目の洗平(あらいだい)投手。関東第一高校の先頭バッターは飛田は三振で1アウト。2番坂本はセカンドゴロ、相手のエラーで出塁。1アウト、ランナー1塁で3番越後はセカンドゴロのダブルプレーで3アウト。

【2回表】八戸学院光星の攻撃

八戸学院光星高校の先頭は、4番山本から。山本はショートゴロで1アウト。5番佐藤は内野安打。6番住本はサードゴロで、セカンドランナーはアウトに。守備のミスで2アウトランナー2塁。7番三上はセカンド小島のファインプレーで3アウト。

【2回裏】関東第一の攻撃

この回は、注目打者の4番高橋から。高橋は空振り三振。5番熊谷はセカンドゴロで2アウト。6番成井はフォアボール。2アウト、ランナー1塁で7番小島。ここでランナーが盗塁。2アウト、ランナー2塁。小島はファウルフライで3アウト。

【3回表】八戸学院光星の攻撃

3回表、8番阿部から。阿部はセンターフライ。1アウト。関東第一高校のエース畠中は落ち着いている。9番洗平はファーストゴロ。2アウトランナーなし。1番砂子田は三振。畠中は3つ目の三振を奪う。

【3回裏】関東第一 先制のチャンスも得点ならず

8番市川から。市川は粘るも三振。9番畠中も三振。2アウトランナーなしで1番飛田は内野安打で出塁。2アウトランナー1塁。ここで盗塁と相手守備のミスでランナー3塁へ。しかし、2番坂本は打ち上げて3アウトで残塁。得点ならず。

【4回表】八戸学院光星の攻撃

2番渡部から。初球打って外野フライ。1アウトで3番竹田はヒットで出塁。1アウト、ランナー1塁、4番山本は外野フライで2アウト。2アウトランナー1塁で5番佐藤は空振り三振。3アウト。

【4回裏】関東第一 先制のチャンスも得点ならず

4回ウラ、関東第一高校は3番越後から。越後はヒットで出塁。4番高橋はサード強襲の打球も、アウト。ランナーは2塁へ。1アウトランナー2塁。5番熊谷、ライト前ヒット。1アウトランナー1,3塁。先制のチャンスで6番成井。成井は外野フライで2アウト。7番小島、内野フライで3アウト。先制ならず。

【5回表】八戸学院光星 三者凡退

5回表、八戸学院光星高校は、6番住本から。住本は外野フライで1アウト。7番三上、内野ゴロで2アウト。8番阿部、外野フライで3アウト。三者凡退。

【5回裏】関東第一 先制 1-0

5回裏 坂本のヒットで先制点をあげる関東第一高校

5回ウラ、8番市川はサードゴロで1アウト。9番畠中は内野ゴロで2アウト。1番飛田はフォアボール。2番坂本の打席で飛田が盗塁、相手守備のミスで3塁へ。坂本がヒットで先制点。1ー0。なおもランナー1塁。3番越後はフォアボール。2アウトランナー1、2塁で4番高橋もフォアボール。満塁で5番熊谷。追加点のチャンスも外野フライで3アウト。三者残塁

【6回表】関東第一エース 畠中の好判断で無得点に

6回表、ここまでヒット2本に抑えている関東第一高校のエース畠中。この回先頭の9番洗平を三振に。1番砂子田にはヒット打たれるも2番渡部はピッチャーゴロでダブルプレーに。畠中の好判断で無得点に抑え反撃許さず。

【6回裏】関東第一 盗塁失敗で追加点ならず

6番は俊足の成井から。セーフティーバント狙うもアウトに。7番小島もセーフティーバント失敗。2アウト。8番市川はセンター前にチーム5本目となるヒット。2アウトランナー1塁。9番畠中を迎えるもここで市川が盗塁失敗で3アウト

【7回表】八戸学院光星 同点に 1-1

7回表 追加点狙うも八戸学院光星の住本選手は本塁タッチアウト

3番竹田からの攻撃。竹田は外野フライで1アウト。4番山本はデッドボール。1アウト、ランナー1塁で5番佐藤は送りバント。ランナー進塁で2アウトランナー2塁。6番住本はライト前ヒット。2アウト1、3塁。7番三上はファーボール。2アウト満塁。ここで代打、小笠原。ライト前ヒットで同点に。関東第一高校の好守備で追加点は取れず3アウト。1-1で試合は振り出しに。

【7回裏】関東第一 エース畠中に代打も…

7回ウラ、同点に追いつかれた関東第一高校は9番エースの畠中に代打、滝川。滝川は内野ゴロで1アウト。2番飛田は内野ゴロで2アウト。2番坂本は打ち上げて3アウト。

【8回表】関東第一 坂井投手 落ち着いて相手打線を抑える

8回表、関東第一高校のピッチャーは、背番号10の右腕、坂井に。八戸学院光星高校は9番、エースの洗平から。洗平はフォアボール。1番砂子田は外野フライに。1アウトランナー1塁で2番渡部は打ち上げてアウトに。2アウトランナー1塁、3番竹田は内野ゴロで3アウト。

【8回裏】関東第一 1点勝ち越し 2-1に

8回ウラ、関東第一高校は3番越後からの攻撃。越後はレフトオーバーのツーベースヒット。ここで4番高橋は内野安打。この間にランナーがホームへ。2-1と関東第一待望の追加点 。5番熊谷は内野ゴロ。1アウト、ランナー2塁で6番成井。成井はライト前ヒット。1アウト、ランナー1、3塁。7番小島が打席へ。ここで一塁ランナーは盗塁。小島は内野ゴロ。2アウト2、3塁。8番市川は三振で3アウト。

【9回表】八戸学院光星 同点に 2-2

9回表、八戸学院光星高校は4番から。山本はレフト前ヒット。ノーアウト、ランナー1塁。ここで代走、山本から岡本大地へ。5番佐藤は送りバント。関東第一高校の守備が乱れ、バッターもセーフ。ノーアウトランナー1、2塁。6番住本はバントでそれぞれ進塁。1アウト2、3塁に。7番三上、犠牲フライで同点、2-2に。8番小笠原は内野ゴロで3アウト。

【9回裏】関東第一は無得点 タイブレーク方式の延長戦へ 2-2

9回ウラ、9番坂井からの攻撃。坂井は三振。1アウト、ランナーなしで1番飛田。飛田は粘ってライト前ヒット。1アウト1塁で2番坂本。ここで飛田が飛び出してアウト。2アウト、ランナーなしとなり坂本は打ち上げて3アウト。タイブレーク方式での延長戦に。

【10回表】八戸学院光星に追加点許さず

延長戦は今大会もタイブレーク方式。ノーアウト、ランナー1、2塁から八戸学院光星高校の攻撃。この回、先頭は9番洗平ですが、ここで代打、今西。今西は送りバント。ランナーそれぞれ進塁。1アウトランナー2、3塁で1番砂子田は三振。2番渡部は外野フライで3アウト。

【10回裏】関東第一 満塁のチャンスも得点ならず

ノーアウト、ランナー1、2塁から※ここで八戸学院光星高校は投手交代。洗平から左腕の岡本琉へ。関東第一高校は3番越後から。越後は送りバント。1アウトランナー2、3塁。関東第一高校はサヨナラ勝ちのチャンス。4番高橋は申告敬遠。満塁で5番熊谷。初球をファウル。2球目を打ってショートゴロへ。ホームでアウトに。6番成井は三振。関東第一高校得点ならず。

【11回表】八戸学院光星が勝ち越し 2-5に

11回表 勝ち越し打を放つ八戸学院光星 荻原選手

引き続きタイブレークでノーアウト、ランナー1、2塁から。八戸学院光星高校は3番竹田からの攻撃。竹田はしっかりと送りバントを決める。1アウト2、3塁で4番萩原がライト前ヒット、1点勝ち越し、2-3。1アウト1、3塁で5番佐藤は内野安打。関東第一高校の守備乱れで1点追加。1アウト1、3塁で6番住本。1塁ランナーは盗塁で1アウト2、3塁。住本は打ち上げてアウトに。2アウト、ランナー2、3塁。7番三上は。ここでワイルドピッチ。さらに八戸学院光星高校は1点追加。2-5に。2アウト3塁。三上は三振。3アウト。

【11回裏】関東第一粘るも及ばず 3-5

ひきつづきタイブレーク。関東第一の攻撃。代打の7番堀江。堀江はサードゴロで2塁だけアウト。1アウト、ランナー1、3塁で8番市川。ここで代打に井田。八戸学院光星高校バッテリー、ここでワイルドピッチで1点返す。3-5。井田はセカンドゴロでアウトに。2アウト3塁。ここで代打、石田はライトフライ。3アウトでゲームセット。

八戸学院光星に敗れてスタンドに向かう関東第一の選手たち

関東第一・八戸学院光星 監督などの談話

○関東第一の米澤貴光監督○
関東第一の米澤貴光監督は、「開幕試合をやることは光栄なことで選手たちもしっかり準備して挑んでくれた。勝ち切れなかったがチームとして大きな財産になるようにしていきたい」と話していました。

また、反発力を抑えた新たな基準の金属バットについては「全員が同じものを使っているので特に影響はなかった。守備面ではそれよりも風が強かったのでその影響を考えながら指示を出した」と話しました。

そのうえで夏の大会に向けては「きょうは気持ち的に弱い部分が出た。自分たちで勝ちきるという気持ちが大切だ」と課題を挙げていました。

○関東第一の先発ピッチャー畠中鉄心投手○
関東第一の先発ピッチャー畠中鉄心投手は「開幕試合はすごい楽しい時間でした。いいリズムで攻撃につなげられればと思って投げました。ただ、チームを勝たせることができずにふがいないです」と振り返りました。

そして、夏の大会に向けては「負けたままでは終われないので夏も勝って甲子園に来て全国制覇を狙っていきたいです」と話しました。

一方、反発力を抑えた新たな基準の金属バットについては「外野の頭を越えたかなという打球でもあまり伸びずに助かりました」とこれまでの打球との変化を感じていたことに触れていました。

○関東第一のキャプテンで4番の高橋徹平選手○
関東第一のキャプテンで4番の高橋徹平選手は「開幕試合ということもあって観客がたくさんいて序盤は楽しめていました。ただ、終盤は自分のエラーもあってこういう結果になってしまいました」と悔やんでいました。

さらに、そのエラーについては「雰囲気に飲み込まれてしまい、焦りがあったと思います」と話していました。

そのうえで夏の大会に向けては「チャンスで1本が出なかったのはチームとしての課題です。ピンチやチャンスを強い気持ちで迎えられるように練習をしていきたい」と話していました。

○八戸学院光星の仲井宗基監督○
八戸学院光星の仲井宗基監督は、「相手に先制されて苦しい展開となった。関東第一の粘り強い攻撃を抑えながら、逆転することができてよかった」と笑顔で振り返りました。

両チームの特徴

○関東第一○
8年ぶり7回目の出場となる東京の関東第一高校は、去年秋の東京都大会を8年ぶりに制しました。

コントロールが持ち味の左投げの畠中鉄心投手と140キロ台のストレートや変化球で三振を奪っていく右投げの坂井遼投手の左右の2本柱を中心に6試合で10失点と安定していました。

打線は1番の飛田優悟選手と2番の坂本慎太郎選手がけん引し、去年秋の公式戦で出場校最多にならぶ7本のホームランを打った強力打線を持ち味とします。

注目は、高橋徹平選手です。
去年までに高校通算で44のホームランを打った右打ちの強打者です。プロ野球選手を見据えて、入学当初からほぼすべてのバッティング練習を木製バットで行い、芯の部分が削れるほど徹底的に打ち込んできました。開幕試合で反発力を抑えた新基準のバットでの“甲子園1号”を狙っています。 

○八戸学院光星○
5年ぶり11回目の出場となる青森の八戸学院光星は、去年秋の東北大会の決勝で同じ青森県の青森山田に敗れましたが、甲子園夏・春連続出場を果たしました。

注目は、洗平比呂投手です。
ストレート、変化球ともにキレのあるボールを投げ込む今大会注目の左腕です。1年夏から甲子園のマウンドを経験し、2年生エースとして臨んだ去年夏の甲子園ではベスト8進出に導きました。東北大会では、洗平投手を中心に投手陣が4試合で6失点と安定感を見せました。

大会1日目 対戦カード

センバツ高校野球 組み合わせ

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