コロナ定点把握感染者数の前週比 東京 神奈川 埼玉 千葉～12月3日
- 2023年12月8日
【11月27日～12月3日】新型コロナの定点把握による感染者数について、12月3日までの1週間の状況です。全国は前の週の1.18倍となりました。関東地方の東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の1都3県では、前回の発表時と同様に、そろって前の週よりも増加しています。感染状況や推移を図表でまとめました。
（発表時点の感染者数です）
全国 前週比1.18倍
厚生労働省によりますと12月3日までの1週間に全国およそ5000の医療機関から報告された新型コロナの患者数は前の週から2084人増えて1万3583人となりました。また、1つの医療機関あたりの平均の患者数は2.75人で前の週の1.18倍となりました。前の週から増加が続くのは2週連続となります。
都道府県別では多い順に、北海道が6.82人、山梨県が6.39人、長野県が5.78人、新潟県が4.33人、福島県が4.04人などとなっています。
厚生労働省
「全国的に感染が広がり2週連続で増加傾向となった。冬になり感染拡大の時期であることからも、感染対策を続けてもらいたい」
東京都 前週比 2週連続で増加
東京都内の感染症について7日、都庁で対策会議が開かれ、12月3日までの1週間の状況が報告されました。新型コロナは、1.89人と、前の週の1.25倍で2週連続増加しています。
専門家
「新型コロナが5類に移行してから初めての年末年始を迎える。クリスマスや忘年会などの集まりも増えるが、さまなざまな感染症が増加傾向にあることも踏まえ、手洗いや換気など基本的な感染対策を徹底してほしい」
神奈川県 前週比 3週連続で増加
神奈川県は、新型コロナウイルスの定点把握による感染状況を公表しました。それによりますと、12月3日までの1週間は県内の364の医療機関から583人の新規感染者の報告があり、1医療機関あたりの平均は1.60人で、3週連続で増加しました。
埼玉県 前週比 2週連続で増加
埼玉県によりますと、12月3日までの1週間に261の医療機関から報告のあった新型コロナの新たな感染者は1医療機関あたり2.92人となっています。
2.31人だった前の週より0.61人多く、2週連続でわずかに増えています。
世代別にみると、10歳未満が127人と最も多く次いで、50代が118人、10代が107人、40代が94人などとなっています。
*11月19日までの感染者数について埼玉県が当初の1.67人から1.64人と訂正したため図表を修正しました。
千葉県 前週比 13％増加
千葉県は、新型コロナウイルスの「定点把握」による感染状況を発表しました。12月3日までの1週間の1医療機関あたりの新たな感染者数は2.3人で前の週の2.04人と比べておよそ13％増加しました。
年代別では50代が最も多く、次いで20代、40代となっています。
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