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PFAS 情報はどこで? 暫定目標値 水質検査 東京都がホームページで公表

  • 2023年11月7日

有害性が指摘されている化学物質を含む「PFAS」。関心の高まりを受け東京都は、基本的な情報や水質検査など関連する情報をホームページにまとめ公開を始めました。
都の担当者は「少しでも不安を解消しようと情報をまとめたので活用してほしい」としています。

「PFOS」「PFOA」国は水質の暫定的な目標値

「PFAS」は有機フッ素化合物の総称で、このうち、有害性が指摘されている「PFOS」と「PFOA」について、国は水質の暫定的な目標値を設けています。

東京都 基本的情報や水質検査など ホームページで

東京都が公開を始めたホームページでは、「PFOS」や「PFOA」について、国内で使用が禁止されていることや、国が示している暫定の目標値など基本的な情報をはじめ、都が取り組んでいる、地下水や水道水の検査内容、都に多く寄せられる質問とその回答などがまとめられています。

東京都の担当者
「PFASへの関心が高まる中、少しでも不安を解消しようと情報をまとめたので活用してほしい」

東京都が公開している情報はこちらから(NHKサイトを離れます)

東京都 追加調査も

有害性が指摘されている「PFOS」と「PFOA」について、都は地下水にどの程度含まれるか、今年度中に島しょ部を除く都内すべての自治体で調査を完了させる計画です。

これまでの調査の結果、目標値を超える値が検出されたのは17自治体となっていますが、都は、このうちの1つ、多摩地域の日野市で追加の調査を行うこととなりました。
調査するのはこれまでに調べた場所とは別の地点となっていて、追加で調査を行うのは初めてです。

東京都 ほかの自治体でも追加調査

関係者によりますと、市から住民の不安を解消したいという相談を受けて、地域の詳しい状況を調べようと追加で調査を行うことが決まったということです。都は今後、ほかの自治体でも追加の調査を実施したい考えです。

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