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ラグビーW杯 日本代表 初戦チリ戦 東京・埼玉勢の活躍で快勝

  • 2023年9月11日

ラグビーワールドカップフランス大会。ベスト4以上を狙う日本(世界ランキング14位)は、初戦でチリ(世界ランキング22位)と対戦し快勝しました。ラグビー・リーグワンの東京と埼玉のチーム勢の活躍が光りました。

前半はファカタヴァ選手(リコーブラックラムズ東京)が2トライ

日本は前半6分、チリに先制トライを奪われましたが、直後の8分、キックオフからボールを奪って連続攻撃につなげ、最後はフォワードのアマト・ファカタヴァ選手がトライ。同点に追いつきました。

このあと、相手選手がイエローカードで一時退場となり日本が数的優位に立つなか、30分には相手ゴールライン前のスクラムから展開し、ウイングのジョネ・ナイカブラ選手(東芝ブレイブルーパス東京)がトライを決めて勝ち越し。前半終了間際にもファカタヴァ選手の2つ目のトライなどで21対7とリードを広げて折り返しました。

後半は追い上げ許すも快勝

後半に入り、日本はチリにモールで押し込まれ連続攻撃からトライを奪われましたが、13分、得意の速いテンポの攻撃を重ね、最後はフランカーのリーチマイケル選手(東芝ブレイブルーパス東京)のトライで突き放しました。

さらに、31分にはセンターの中村亮土選手(東京サントリーサンゴリアス)が、試合終了間際にも途中出場のワーナー・ディアンズ選手(東芝ブレイブルーパス東京)がトライを挙げ、この試合、合わせて6つのトライを奪いました。

さらにスタンドオフの松田力也選手(埼玉パナソニックワイルドナイツ)がトライのあとのコンバージョンキックを全て決め、42対12で勝利。3大会連続の白星スタートを切りました。

試合を終えて

松田力也 選手
「自分らしく蹴るということに集中していた。これまでの試合でうまくいかないこともたくさんあったが、それがあったからこそ決めることができた。ここで満足せずにさらに高めていきたい」

ジェイミー・ジョセフ ヘッドコーチ
「かなりのプレッシャーがあったが勝つことができた。ここまで点数を取れるとは想像していなかった。タックルに課題があった。次のイングランド戦で同じことをしてはダメなので改善したい」

埼玉ではパブリックビューイング

日本代表に11人が選ばれている「埼玉パナソニックワイルドナイツ」が試合で使っている埼玉県熊谷市の熊谷ラグビー場では、大勢のファンが集まり試合の映像を見ながら声援を送りました。日本が勝利すると、集まった人たちは歓声をあげて喜んでいました。

訪れた人

日本がたくさんトライを奪う最高の試合でした。このまま全勝で優勝を目指して頑張ってほしいです!

日本の次の試合は

日本は4つ以上のトライを決めたチームに与えられるボーナスポイントも得て、勝ち点5を獲得しました。
日本の1次リーグ2戦目は今月17日(日本時間の18日)に前回大会準優勝で世界ランキング8位の強豪、イングランドと対戦します。

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