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高校野球 神奈川 慶応 茨城 土浦日大が甲子園ベスト8 日大三など関東勢の3回戦は

  • 2023年8月18日

夏の全国高校野球、関東勢ではベスト8に神奈川の慶応高校、神奈川の慶応高校が進みました。次の対戦相手はこの夏、どんな試合をしてきているのか。対戦する高校の情報のほか、ベスト8をかけた3回戦で敗れた西東京の日大三高、栃木の文星芸大付属高校、千葉の専大松戸高校の試合についてまとめました。

西東京 日大三高 甲子園の戦いは

日大三高は1回戦、エース安田投手が兵庫の社高校をヒット2本に抑え、3対0で完封勝利しました。続く2回戦は2年生の谷亀投手が先発しましたが、安田投手が2回からリリーフ。140キロを超える力強いストレートとチェンジアップなどの落ちる変化球を織り交ぜ、無失点で抑え、鳥栖工業を3対1破り3回戦進出を決めました。

迎えた3回戦、西東京の日大三高は、岡山のおかやま山陽高校とベスト8進出をかけて対戦しました。
日大三高は2試合に登板し無失点のエースの安田投手が先発しました。その立ち上がりの1回、おかやま山陽の4番・土井選手の犠牲フライで1点を先制されると、続く2回に8番・西野投手のタイムリーツーベースでさらに1点を追加されました。

一方の日大三高は3回にキャプテンの二宮選手がタイムリーツーベースを打って、1点差に迫りましたが、5回に5本のヒットを集められ、4点を奪われました。

日大三高は、おかやま山陽の投手リレーの前に反撃を阻まれ、2対7で敗れました。おかやま山陽は春夏通じて初めてのベスト8進出を決めました。

慶応は15年ぶりのベスト8進出

慶応高校は神奈川大会の準々決勝からの3試合で6本のホームランを打った打線が初戦で力を発揮しヒット12本で9点をあげました。
広島の広陵高校と対戦した3回戦、慶応は1回に5番の延末選手の2点タイムリーヒットで先制。3回にも1点を追加して試合を優位に進めましたが、7回に同点に追いつかれ、3対3で延長に入りました。
タイブレークで行われた10回、慶応は延末選手が2点タイムリーヒットを打つなど3点を勝ち越し2008年以来、15年ぶりにベスト8に進みました。

文星芸大付属 チーム初のベスト8ならず

文星芸大付属高校は、長打力が持ち味の4番、小林選手を中心に打線が好調で、初戦では接戦を逆転で制しました。
青森の八戸学院光星との対戦となった3回戦では、文星芸大付属は先制したものの、その後リードを許しました。終盤の8回には連続ヒットでランナー二塁、三塁とすると4番の小林選手のタイムリーヒットで2点を返し、3点差に迫ります。しかし後続が続かず、文星芸大付属は3対6で敗れて、夏の甲子園でチーム初となるベストエイト進出はなりませんでした。

土浦日大高が専大松戸を破りベスト8へ

専大松戸高校は初戦で相手の隙を突く走塁や2つのセーフティースクイズで得点を重ね競り合いを制しました。一方の土浦日大高校は2回戦を3人のピッチャーの継投で相手を完封して勝ち上がり、3回戦は関東勢どうしの対戦となりました。

専大松戸は、雨による新幹線の運転見合わせの影響で、ブラスバンドなどの応援団が球場に来られないなか、1回に4番・太田選手のタイムリーヒットや5番・広川選手のセーフティースクイズなどで3点を先制します。3回にも3点を加え、リードを6点に広げました。

一方、土浦日大高は、3回に5点を返すと、続く4回には香取選手の2打席連続となるタイムリーヒットで6対6の同点に追いつきました。さらに5回、3番・後藤陽人選手のタイムリーヒットなどで3点を挙げ、9対6とこの試合初めてのリードを奪いました。

関東勢どうしの戦いは土浦日大高が10対6で制し、初のベスト8進出を決めました。茨城県勢のベストエイトは2016年以来、7年ぶりです。
専大松戸はことし春のセンバツに続く初のベスト8進出はなりませんでした。

慶応 土浦日大高 ベスト8の対戦相手は

夏の全国高校野球のベスト8、準々決勝は19日に予定されています。慶応は沖縄の沖縄尚学と、土浦日大は青森の八戸学院光星とベスト4進出をかけて対戦予定です。

〇沖縄尚学
沖縄尚学は初戦、エースの東恩納投手が得意のスライダーを駆使して完封勝利。ベスト8をかけた長崎の創成館高校との対戦で沖縄尚学は、沖縄大会からここまで無失点の東恩納投手が、140キロを超えるストレートとスライダーなどの変化球をコントロールよく投げ込み、8回に、この夏初めて1点を失ったものの完投しました。5対1で勝ってベスト8に進みました。

〇八戸学院光星
初戦で八戸学院光星は切れ目のない打線が7点をあげ、2年生エースの洗平投手がヒット4本に抑えて完封するなど投打ともに力が安定しています。ベスト8をかけた文星芸大付属との対戦で八戸学院光星は、先発した2年生の岡本投手はボールを低めに集める丁寧なピッチングで8回途中まで3失点。8回途中から登板した洗平投手が反撃を断ち切り、6対3で勝ってベスト8に進みました。

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