詐欺のさまざまな手口をお伝えし、被害を未然に防ごうという「STOP詐欺被害!」
今回は悪質な業者とのトラブルで被害に遭わないための注意点をお伝えします。
テーマは「必要ないと断る勇気を」です。
12月、東京・大田区が開いたイベントです。
地元の高齢者などおよそ230人を前に、「漫才」で消費者トラブルへの注意を呼びかけました。
最近増えているというのが、トイレの水漏れ修理をめぐる悪質業者とのトラブル。
「下水のにおいがする」とか「タンクを交換する必要がある」などとさまざまな修理が必要だとたたみかけ、最終的に高額な料金を請求するというものです。
「悪質な業者は次々と料金を請求してきます。業者の会社、担当者の名前を確認し、最初に見積書を出してもらってください。クーリングオフの有無についても確認してください」
また、貴金属などの買い取りをしつこく持ちかける、いわゆる「押し買い」のトラブルも。
「着物や指輪などいらないものを買い取ると訪ねてくる人がいます。『全部売りました』とか『ありません』と言いましょう」
皆さんへのお願いです。「必要ないと断る勇気を」
トイレの修理をめぐるトラブルでは、悪質な業者は慌てている様子につけ込んで次から次へと話を持ちかけ、高額な料金を請求するといいます。
見積もりなどを慎重に確認し、必要がない場合はきちんと断るようにしましょう。
不安に感じたりトラブルになったりした場合は、近くの消費生活センターか「消費者ホットライン」の「188」(いやや)に相談してください。