詐欺のさまざまな手口をお伝えし、被害を未然に防ごうという「STOP詐欺被害!」。今回のテーマは「郵便集配しながら詐欺を防ぐ」です。特殊詐欺の被害を防ぐ取り組みをお伝えします。
9月、さいたま市のさいたま新都心郵便局と市内の4つの警察署が特殊詐欺の撲滅に向けて協定を結びました。協定には、郵便局の配達員が集配中に詐欺グループとみられる不審者を見かけたら、警察に通報することなどが盛り込まれています。
このあと、警察が講習会を開き、配達員に対し、現金やカードを受け取る「受け子」の特徴などを共有。およそ24万世帯を受け持つ関東有数の規模の郵便局が、地域をまわりながら特殊詐欺を防ぐ対策に乗り出しました。
さいたま新都心郵便局 加納義彦郵便局長
「少しでも情報提供できる機会はあると思うので、役に立てるよう意識をもって配達業務に取り組んでいきたいと思います」
大宮警察署 愛敬進署長
「市民のみなさんには、電話がかかってきてお金の話、キャッシュカードの話をされたら詐欺ですので絶対にのらないようにしてほしいと思います」
今回は、こちらです。「郵便集配しながら詐欺を防ぐ」
特殊詐欺を監視する目が増えれば被害の防止につながります。「受け子」の特徴は、埼玉県警のホームページでも公開されています。私たちも意識を高め、みんなで詐欺を撲滅しましょう。