詐欺のさまざまな手口をお伝えし、被害を未然に防ごうという「STOP詐欺被害!」。今回のテーマは「“交通事故を起こした”に注意!!」です。
ことし7月、相模原市の70代の女性の自宅に孫を名乗る男から、「交通事故を起こしてしまった」と電話がありました。
男からは「被害者と示談するための費用と弁護士費用として300万円必要になった。弁護士の部下が取りに行くので渡してほしい」と言われました。
話を信じた女性が指定された場所まで行くと、弁護士の部下を装った男が現れ、女性は現金300万円を渡してしまい、だまし取られたということです。
皆さんへのお願いです。「“交通事故を起こした”に注意!!」
突然、息子や孫を名乗る男から「交通事故を起こした」と言われたら、なんとか助けてあげたいと思うかもしれません。しかし、それが詐欺グループの狙いです。息子や孫を思う親心につけこんで不安をあおり、なんとかしてあげたいという気持ちを利用してお金をだまし取ろうとしてくるのです。
こうした電話がかかってきて現金を要求されたら詐欺の疑いが濃厚です。すぐに電話を切って家族や警察に相談してください。