大和町のホタルの里!

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ホタルが舞う風景を将来に残していこうと、大和町では、人工的に作られた池や水路に地元の子どもたちがホタルの幼虫を放流しました。

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放流したのは、大和町立吉田小学校の児童20人です。4月下旬、大和町吉田沢渡にある「ホタルの里」を訪れて、大きさ2センチ程度に成長した幼虫およそ80匹を池や水路に放流しました。

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このエリアでは、数が減少したホタルを復活させようと、2018年から住民たちが休耕田だった場所に人工的に池や遊歩道を整備し、ホタルの幼虫の放流を続けてきました。夏には多くのホタルが飛び交い、町内外から大勢の人が見学に訪れる場所になっています。

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「放流楽しかった人?」
「はーい!」

放流を体験した子どもたちは「いっぱい飛んでほしい」「自然が好きなので、もっとホタルが増えてほしい」などと話していました。

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「カヤノ木ホタル保存会」早坂和弘会長
「放流を通じて、子どもたちにホタルが生息できる自然を守ることの大切さを理解してもらえたと思います。これからも自然と触れ合える場所を提供したいです」


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放流した幼虫は6月下旬から7月上旬にかけて成虫になり、ホタルが舞う様子を見ることができるということで、臨時の案内所も開設されるそうです。この夏が楽しみです。

【取材:太田直希カメラマン】

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