春・好調楽天 実況アナのイチオシは・・・

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イーグルスの本拠地、楽天生命パーク宮城の見事な桜!楽天も、この桜の開花の勢いと同じように、ここまで好調をキープして、4月18日現在勝ち越し7と、開幕からいい滑り出しを見せています。特に、16日、17日と九州でのソフトバンク戦では、9回逆転勝利、10点差の大勝と、勢いのつきそうないい勝ち方でした。この勢いを今後につなげたい重要なホーム3連戦、NHK仙台放送局では、4月20日の日本ハムとのゲームを東北地方向けにラジオで生中継します。実況を担当する髙木優吾アナウンサーがイチオシなのが新加入の西川遥輝選手。

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直近のソフトバンク戦では、試合を決める逆転ツーランなど、2試合連続ホームラン。先日の古巣・日本ハムとの3連戦では、5安打4打点の活躍。今度の日本ハム戦でも、そのバットに期待をかけます。


そして、髙木アナの実況を横で支える私・アナウンサーの小野卓哉がイチオシなのが、新外国人マルモレホス!開幕直後に1軍に昇格し、16日、17日と2日連続でホームランを放ち、今後のブレイクを予感させています。MLBの経験があり、2020年にシアトルマリナーズでメジャーデビュー。菊池雄星投手ともチームメイトでした。

ここからは、ちょっと細かい話を。このデビューの年、私はちょうど東京で勤務し、MLBの中継も担当していて、マリナーズの中継を実況した際、彼は先発で出場。当時の私の資料によると、NHKの名前の読み方は、「マーモレイエス」だったようです。

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(写真の左上に「マーモレイエスの文字」)

この年は先発で多くの試合に出場し、レギュラー格の選手として存在感を発揮。中軸にも座り、DHとしての出場もそれなりにこなしていて、“バッティングに秀でた将来有望な選手”という印象を持っていました。長かったマイナーリーグでの成績を見ると、多くのシーズンで打率は3割前後というのが目をひき、ホームランは多くて10本台。どちらかというとアベレージヒッターなのかな、というのが数字から読み取れる印象でした。それが、翌2021年には、マイナーで打率.338、26本のホームランをマークするなど、長打力にも磨きがかかった印象です。彼の活躍は楽天にとっては欠かせないもの。高打率に加え、更なるホームラン量産を今後期待したいと思います。