震災前の宮城の風景

東日本大震災の前(2006年~2007年)に、上空から撮影した宮城県沿岸部の風景です。漁業や島での暮らしなど、海と深く関わってきた人々の営みを映像でお伝えします。

女川町 2006年1月撮影 ~女川港サンマの天日干しと、出島の子どもたち

女川港の冬の風物詩は、早朝から行われる「サンマの天日干し」 。女川港から汽船で約20分のところにある出島では、校庭でサッカーを楽しむ子どもたちの姿がありました。

塩釜市沖 2007年1月撮影 ~浦戸諸島周辺で「のり」の収穫作業

松島湾に浮かぶ島々・浦戸諸島の周りに広がる、のりの養殖いかだ。島の漁師たちが夜明け前から、収穫作業を行っていました。

塩釜市沖 2007年1月撮影 ~浦戸諸島の子どもたちの登校風景

浦戸諸島の寒風沢島(さぶさわじま)から、学校がある隣の野々島(ののしま)へ。子どもたちは渡し船を使って登校していました。

牡鹿半島 2007年6月撮影 ~石巻市立荻浜小学校の「ザ・ソーラン」

入り組んだ地形の牡鹿半島に、数多くある入り江と集落。桃浦地区の荻浜小の校庭では、伝統の踊りの練習が行われていました。

牡鹿半島 2007年6月撮影 ~谷川浜の栽培漁業と近代捕鯨の鮎川

石巻市谷川浜の栽培漁業センターで行われていたのは“育てる漁業”。牡鹿半島・鮎川の港では、捕鯨の歴史が垣間見えました。