【1分でわかる】みやぎUP-DATE「石から作られる環境に優しいレジ袋」

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安藤 7月1日からレジ袋が有料化となりましたが、有料化以降も無料で提供されているレジ袋がSNSで話題なんです

岩間 確かについついエコバッグを持っていくのを忘れてしまったりするので無料なのはありがたいですが、無料ってどういうことなのでしょうか。

安藤 実は原料に石(石灰石)を使うことでプラスチックの利用量を抑えることができ、従来のレジ袋より環境に優しいため無料で提供できるんです。

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岩間 これがその原料となる石灰石ですが、これから“袋”になる想像がつかないですね。

安藤 実はこの石から作られるのはレジ袋だけではないんです。例えばこちら。

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岩間 あ、食品トレー最近良くみかけますね。

安藤 実はこうした製品を手掛ける会社の工場が宮城県の白石市にあり、ハンガーやスマホケースなど、プラスチックに代わる様々な製品を作っています。更に最近では、紙の代わりになるシートに取り組んでおり、名刺やポスターなどに使用されています。こちらも環境に優しい素材として、注目を集めています。

岩間 こちらがそのシートなのですが、破ろうと思ってもシートが伸びるだけで破れないです。とても耐久性がありそうです。

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安藤 そうなんです。また、破れにくいという耐久性だけでなく、水に強いという耐水性もあるため、その特性を活かしてハザードマップや飲食店のメニュー表などにも活用されています。

岩間 こういった出来事から環境のことについて考えるきっかけになるといいですね。