もう一度振り返る! 純烈の東北であったまろう旅 秋田編!

スーパー銭湯アイドル・純烈のメンバーが、東北各地の温泉地をめぐり、グルメや絶景・文化などを楽しみながら地元の人たちとふれあう紀行シリーズ『東北であったまろう旅』。

第4弾の秋田編が2023年12月22日(金)、東北地方向けに放送されました!

秋田県男鹿市・五城目町で、名物の朝市・なまはげの湯・絶品ご当地鍋などを堪能した純烈。
番組内ではお伝えしきれなかった町の魅力やロケの裏話などをお届けします!最後には、純烈の皆さんが感想を語る動画もありますよ。
きっと皆さんも、秋田に行ってみたくなるはず!

【NHK東北温泉地応援プロジェクトHP】はこちらから


<町の皆さん大集合!活気あふれる五城目朝市>

酒井さん・後上さんチームが訪れたのは、500年以上の歴史がある町の名物・五城目朝市。日付の末尾に2・5・7・0のつく日に開催されています。
「純烈が来るのを待ってた!」と、朝7時の開場前から徐々に人が集まり、撮影がスタートする頃には五城目町の皆さんで大にぎわい!

季節の食材やお総菜のほか、現地でしか買えない地元の日本酒、なぜかウーパールーパー(メキシコサンショウウオ)まで個性豊かな商品が並ぶ朝市。出店する人たちのおしゃべりも活気にあふれていました。

酒井さんが「何なの、この朝市!?」と驚くほど、熱量高く温かく迎え入れてくださった五城目町の皆さん、どうもありがとうございました!

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そして、朝市を案内してくれた五城目町の観光物産PR大使・ミスター北さん。思わずつっこみたくなる“ボケ”や、食リポの大げさなリアクションなど、お茶目な姿が印象的でしたよね。
ロケの最後には、本業のマジックを披露。若干シカケが見えたり見えなかったり?する場面もありましたが、そこも含めてご愛敬。地域の方から愛されるお人柄が伝わってきました。

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<写真>ミスター北さんのマジックショーは不定期開催です

<酒井さん・後上さんが感動した絶品だまこ鍋 そしてそれを超えたお漬物!?>

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五城目町の名物グルメとして登場した、だまこ鍋。
有名なきりたんぽ鍋よりも“元祖”だという、自慢のお米を使った郷土料理です。
五城目産の新米・あきたこまちをつぶして丸めて作る、“だまこ”。
「町米消費拡大地域活動推進委員会」の皆さんが、純烈の2人のために用意してくれたのは、実にお米2升分(約46人分)!そこに鶏肉や野菜を加えたお鍋は絶品でした。

だまこ鍋

<具材>比内地鶏・しいたけ・まいたけ・ごぼう・ねぎ・せり・糸こんにゃく・だまこ

<出汁>洋風の鶏ガラの出汁と、和風の煮干し・昆布・鰹節から取った出汁を混ぜることでより深い味わいに。仕上げに醤油・味噌・みりんで味付けするととてもおいしくなります。

<ポイント>だまこはすり鉢でするときに“半殺し”状態にします。全てつぶしてしまうとお餅のようになってしまうので、少しつぶつぶの食感を残すことがポイントです。

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そしてだまこ鍋と一緒にごちそうになったのは、お母さん特製のお漬物。
あまりのおいしさに酒井さん・後上さんは「こんなにおいしいお漬物初めて食べた!」と大感激。酒井さんは「お母さん、今度これここに送って~!」と住所を書いた紙を手渡してしまうほどでした。

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<写真>お漬物はお母さんの目分量で作るためレシピはないそうです。それもまた魅力!

<日本海を臨む男鹿半島 海のごはんと“時空を超える”店主>

純烈の白川さんと岩永さんが楽しんだのは、男鹿半島の旅。
その先端にある観光スポット・入道崎では、日本海を目の前に、秋田県産の魚介をふんだんに使った「海鮮丼」と「石焼料理」をダブルでいただきました。
「時空を超えたよ、うめえど」と海鮮丼を出してくれたのは、店主の畠山さん。「時空を超えるってどういう意味ですか?」と訪ねる純烈やスタッフに、「要するに手っ取り早いところで、宇宙で一番っていう意味」と笑顔で語ります。

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寒い季節にたまらないのが、男鹿の伝統、熱々の石焼料理。もともとは地元の漁師たちが、その日に獲れた魚介を使って作り、磯場で食べていたものだそうです。
800度の焼き石を豪快に入れてグツグツ煮立てることで、魚の身を締め、うまみを凝縮させるのだとか。このビジュアルも、食欲をそそられますよね。

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実はこの石焼料理、店主の畠山さんととても深い関係が。
かつて漁師だった畠山さんのお父さんが、自分たちが作る漁師料理を町の人たちに話して広めたのがきっかけで、現在のようにホテルや飲食店で出される“男鹿の名物料理”になったのだそうです。“時空を超える”おいしい料理は、お父さんから受け継いだ味でもあったんです。


お店を出ると、広がっていたのは、男鹿半島の絶景。
日本海に沈む美しい夕景を前に、純烈として多忙な毎日を送る2人は、「心がめちゃくちゃ洗われる・・・」と、時間を忘れてずっと眺めていました。

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<男鹿温泉郷でなまはげ三昧 珍しい“源泉吹き流し”と“なまはげ太鼓”>

男鹿で入った温泉は、源泉かけ流しならぬ“吹き流し”。なまはげの口から勢いよく出てくるお湯に、岩永さんは「地球の鼓動みたい」と一言。

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このお湯はナトリウム塩化物泉で、温泉成分が固まった「湯の花」がたっぷりあるのも特徴です。旅館の方によれば、定期的にパイプ管を掃除しないと詰まってしまい、“バウムクーヘン”のように年輪ができた湯の花のかたまりができるのだとか・・・。エナジーを感じる温泉で、2人はポカポカになりました。みなさんも秋田を訪れる際にはぜひ堪能してみては?

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男鹿市の旅は、なまはげのユニークな温泉から始まり、その後は「なまはげ館」「男鹿真山伝承館」で歴史に触れたり、伝統行事を体験したりと、“なはまげ三昧”。
最後は、地元の若い世代が中心になった新たな郷土芸能、“なまはげ太鼓”の演奏を楽しみました。なまはげと和太鼓が融合した人気アトラクションで、温泉郷に宿泊するお客さんたちが大勢訪れます。男鹿に来たからこそ見られる貴重なステージは、現場で観覧すると迫力ある鼓動に一気に引き込まれました。

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実は白川さんと岩永さんは、お客さんがいない時間帯に、演奏した若者たちの衣装やお面を実際に着用して、アドリブで太鼓演奏もさせていただきました。重量のある装いで太鼓をたたくのは見た目以上に大変。海外での出張公演もしているという、男鹿の若者たちのパワーを改めて感じたひとときでした。

<旅の終わりに特別ライブ!男鹿市・五城目町オリジナルの歌詞も披露>

それぞれの場所でロケを終えた4人は再集合。地元のみなさんを招いたスペシャルライブに向けて、東北温泉地応援ソング「とうほくであったまろう」の特別バージョンの歌詞を考えます。

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<写真>右側上から酒井さん、後上さん、左側上から白川さん・岩永さんのメモ

五城目町の公民館で開催したスペシャルライブには、100名をこえるお客さんが来場。
純烈の皆さんは、「とうほくであったまろう」男鹿市・五城目町バージョンを披露したほか、オリジナル楽曲を2曲披露し、観客には歓声と笑顔があふれました。
客席のお客さん一人一人と握手に応じながら歌唱した純烈の皆さん。すごい熱気の中、酒井さんによると、なんとおひねりまでもらってしまったとのことです。

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『とうほくであったまろう』男鹿&五城目Ver.

♪じまんの ふきだしぶろに あふれる
おゆと えがお なまはげだいこ(け)
どでしたな~(んだ、んだ)
こころで つなぐあさいち
しったげうめぇ だまこを おぎに(へば)けっぱれ
あったまろうよ おがおんせん
あったまろうよ ごじょうめのおんせん


「純烈の東北であったまろう旅」第4弾・秋田編、お楽しみいただけましたでしょうか?
東北各県の温泉地をまわってきましたが、残すは山形県のみとなりました。
第5弾の制作・放送については決まり次第、NHK仙台放送局のホームページでお知らせします。どうぞお楽しみに!

 


<いぎなり東北産による副音声も!>

秋田編では、東北温泉地応援プロジェクトに参加している
東北出身アイドルグループ「いぎなり東北産」のメンバーも、副音声で参加いただきました。
橘花怜さん、吉瀬真珠さんと一緒に番組を見ているような臨場感を味わえるほか、番組担当ディレクターによるロケの裏話もお届けしました。

★お2人から収録後の感想をいただきました

【橘花怜さん】
秋田の魅力に沢山触れさせていただき、さらに秋田のことが大好きになりました。五城目町と男鹿市にもぜひみんなで遊びに行きたいです!
【吉瀬真珠さん】
今回改めて男鹿市と五城目町の魅力を知ることができて、私自身もすごく行きたくなったし、それをみんなにも伝えたいなと思いました。特に日本海でとれた海鮮丼がVTR越しでも本当においしそうで、食べてみたいなと思いました!


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