【ゴジだっちゃ!】平成26年5月7日(水)

  今日は、今年度から再開する「宮城マスター検定」について、宮城県経済商工観光部 富県宮城推進室の橋爪有子さん(写真上)にお話を伺いました。

 宮城マスター検定は、宮城県の産業(観光・特産品・イベント)を中心に、歴史、地理など、宮城県に関する幅広い分野を出題するご当地検定です。実際に各地の観光地に行ったり、県産品購入のきっかけになればと、平成19年から始まりました。1級から3級まであり、のべ約2万人の方が受検し、約1万7千人の方が合格されました。ただ、1級合格の門は狭く、受検者のべ約550人のうち合格者がわずか16人と、まさに宮城マスターになれる検定です。

 震災後は検定の実施を休止していましたが、3年が経過して沿岸部でも教育旅行や復興イベント、観光誘致に向けた動きが一部で始まったことから、その後押しにと再開することになりました。今年度からは、これまでの2級・3級の試験に代わり、年間を通して気軽に楽しめるウェブシステムが7月にスタートします。1級の試験は従来通り、秋ごろに筆記試験形式で開催します。詳しい内容は、宮城マスター検定のホームページで随時紹介していきますので、楽しみにしていて下さいとの事でした。

 今後番組では、1級合格者の方に過去問題を紹介しながらお話を伺っていくコーナーを企画しています。今回はその過去問題の一部も紹介しました。

問)昭和40年代後半に途絶えたのち、昭和60年に伊達政宗の没後350年を契機として、仙台市民のまつりとして復活したのは何でしょう。

問)宮城県には、東北初のアーチ式コンクリートダムであり、かつ初めて日本人だけで造られたダムがあります。春には、雪解け水が静かに水紋を描きながら放流される姿が「すだれ放流」として観光客を楽しませていますが、これは何というダムでしょう。

※第3回宮城マスター検定3級試験より

 皆さん、いかがでしょうか。4択制になっていますので、宮城県のホームページ・トップ>宮城県の情報>宮城マスター検定 で詳しい問いと答えを是非ご確認下さい。

また、メッセージをお寄せいただいた方の中から抽選でお贈りするプレゼントが今週からかわりました。丸森町特産の根菜「ヤーコン」を使ったドレッシングとお茶の詰め合わせ(写真下)です。

【曲】
レット・イット・ゴー~ありのままで~/松たか子
菜の花畑でつかまえて/上々颱風
萌ゆる想い/さとう宗幸

 

≪だっちゃ通信≫

東松島市 伊藤せい子さん

 4年ぶりに営業を再開した「奥松島の遊覧船」についてお伝えしました。

 奥松島の遊覧船は津波で壊れていましたが、修繕してこの春から運行を再開しました。遊覧船のコースは、運行時間が約60分の外海コースと約45分の内海コースの2つのコースがあります。外海コースでは、三大渓谷の一つでもある嵯峨渓の荒々しい岩肌を、船頭さんによる説明を受けながら観ることができますよ。人数が集まると出発しますので、観光案内所にご連絡の上、是非お越しください。

【運航時間】午前9時~午後3時30分
【お問い合わせ】観光案内所(TEL)0225-88-3997