【ゴジだっちゃ!】平成26年5月2日(金)

今日のゲスト 広瀬剛史さん

 今日は、仙台市若林区を中心に、農業支援ボランティアをしている一般社団法人「ReRoots(リ・ルーツ)」の活動をご紹介しました。これまでの3年間と、これからの活動の方針を、代表の広瀬剛史さん(写真上)にお話を伺いました。

 「ReRoots」は、震災直後に仙台市青葉区にあるコミュニティセンターに避難した人々の中から生まれた、東北大生や地域住民による避難所運営ボランティアを母体としています。現在も50人を越す大学生が中心になって運営しています。

 がれきを除去する「復旧支援」から、本格的な農業再開を果たす「復興支援」、そして農家が抱えている後継者不足などの問題を解決する「地域おこし」をコンセプトに、中長期的支援を目指し活動しています。あくまで、農家が自立した農業を再開するのが目的です。活動について広瀬さんは「今は、一般の方がお米やサツマイモを苗から育て収穫までを体験する企画(写真下)や、津波によって失われた景観を回復させるためにひまわりを植える企画に取り組んでいます。そしてこれからは、地域に人が行き来してくれるような「復興ツーリズム」を企画していきます。さらに5~10年先を見据えて、後継者不足や過疎化の問題を解決出来るような提案を学生たちと研究し、地域おこしをしたいと考えています」と話してくれました。

 実際に若林区の現実に向き合い、農家の方と触れあった時、なんとか支援したいと強く思った、と広瀬さん。ReRootsはこれからも、農家のために、地道に謙虚に活動していくとの事です。農業支援ボランティアの募集も随時行っているそうなので、詳しくは「ReRoots」のホームページをご参照下さい。

 

【曲】

田園/玉置浩二
白い風とすずらん/ビリー・バンバン
キズナジャンプ/ケラケラ

 

≪だっちゃ通信≫

fmいずみ 伊藤智瑛子さん

 今日は泉区内のお散歩情報をお伝えしました。

 地下鉄泉中央駅前のペデストリアンデッキのハナミズキが見ごろを迎えています。白、ピンク、赤のグラデーションがきれいですよ!お近くをお通りの際は是非ご覧ください。

 また、泉ヶ岳ではミズバショウが美しく咲いています。泉ヶ岳中腹の林道沿いには、仙台市の天然記念物にも指定されているミズバショウ群生地あります。泉ヶ岳大駐車場から遊歩道を散策しながら8分ほどの所にありますよ。連休中が見頃です。

 その泉ヶ岳のふもとの根白石の魅力を満載したフリー冊子「根白石お散歩手帳」が、今年3月に発行されました。この冊子は、お散歩、歴史、自然、人、食、イベントなどのテーマごとに紹介しています。地元の商店会の方が中心となり製作したものです。泉ヶ岳に向かう途中、手帳を片手にお散歩してみるのはいかがでしょうか。これからの時期は、根白石名物「ふきのとう味噌(ばっけ味噌)」も地区の各店で販売されるので、春の味覚を味わいにおいでください。(冊子は根白石だけではなく、泉区内の市民センターなどにも置いてあります)