イベントリポート「教えて!しのっぺぇ 知って得する気象の話~角田編~」

7月31日(土)、角田市に“しのっぺぇ”コンビがお邪魔してイベントを開催しました!
その名も…

20210818-00.jpg

“しのっぺぇ”は夕方ニュース「てれまさむね」の真ん中天気でおなじみ、NHK仙台放送局の気象予報士 篠原正さんとやっぺぇのコンビです。

20210818-01.jpg

上の動画は連続テレビ小説「おかえりモネ」公式サイトのご当地ページ「第10回気象予報士篠原正さんの仕事に密着!」で見ることができます!
https://www.nhk.or.jp/okaerimone/special/local/10.html

ふだん天気予報で目にする気象マークや、よく聴く用語、身の回りの気象について、篠原さんが楽しく詳しく解説するトークショーです。当日は県内から200人近くの方にお越しいただきました。

20210818-02.jpg

さて、ここで突然ですが問題です。
気象予報士は全国に何人くらいいるでしょうか?
①千人  ②1万人 ③10万人

20210818-03.jpg

答えは…②番の1万人!
正確には、令和3年3月の時点で10,840人です。 
気象の情報は、農漁業をはじめ、観光やレジャー、交通などに欠くことのできないもの。気象キャスターだけでなく、幅広い分野の方が取得している資格なんです。

おや、なんだかやっぺぇが篠原さんに聞きたいことがあるようです。

20210818-04.jpg

「角田市の天気の特徴が知りたいっちゃ!」

自分の住む土地の天気の特徴は気になりますよね!
アメダスが無い角田市では、どのように気象について観測して、予測しているのか、風は?日照時間は?といった基本的な気象条件や、角田市特有の濃霧について解説しました。

聞けば聞くほど、気象について興味がわいてきますが、気象について知ることは、時に自分の命を守ることにも繋がります。例えば2019年には台風19号で宮城県・福島県を中心に大きな被害が出ました。また、ことしに入ってからも東北だけでなく、全国各地で気象災害が発生し、警報が発表されていますよね。
このイベントでは、防災・減災についても篠原さんから解説がありました。
特に繰り返していたのが、「避難の空振りを面倒だと思わないこと!なんども避難行動をすることで必要なものや危険な場所が見えてきて、いざという時の備えになります。空振りではなく“素振り”と思ってください」ということでした。「自分は大丈夫」と思っていても、災害は突然、身に降りかかります。日ごろの備えと早めの避難が、自分の命を守ることに繋がります。
災害が起きる兆しを見逃さず、呼び掛けたりするのも、気象予報士の大切な仕事なのです。

そして、イベントの最後には、質問コーナーもありました。
来場されたみなさんから、気象についてやしのっぺぇコンビについて多くの質問があがる中…
「やっぺぇの好きなものと将来の夢はなんですか?」

20210818-05.jpg

なにやら相談している二人。
やっぺぇに代わり、篠原さんが回答しました。
「好きなものはずんだ餅、将来の夢はしゃべれるようになること!」
会場のみなさんの笑顔に包まれ、イベントは終了しました。

次は、あなたの町に“しのっぺぇ”コンビがお邪魔するかもしれません。
以上、「教えて!しのっぺぇ~知って得する気象の話 角田編~」のリポートでした。

関連項目

●NHKニュース防災アプリ
https://www3.nhk.or.jp/news/news_bousai_app/index.html

●水害から命を守るキャンペーン
https://www3.nhk.or.jp/news/special/suigai/