法改正は最優先課題」
松沢氏 希望の党が結成大会

ことし5月に結成された希望の党は24日夜、結党大会を開き、憲法改正について、戦力の不保持などを定めた9条の2項を削除したうえで、自衛隊を明記し、シビリアンコントロール=文民統制の規定を盛り込んだ条文案を発表しました。

ことし5月に国会議員5人で結成された希望の党は、24日夜、東京都内のホテルで結党大会を開き、党の憲法改正の条文案と基本政策を発表しました。

このうち、憲法改正の条文案は、戦力の不保持などを定めた9条の2項を削除したうえで、新たな2項に自衛隊を明記し、新設する3項にはシビリアンコントロール=文民統制の規定を盛り込んでいます。

また、基本政策では、消費増税の凍結や原発ゼロを目指すほか、「災害対策省」などを新設し、中央省庁の再編を行うなどとしています。

松沢代表は結党大会で、「憲法改正は党の最優先課題だ。憲法は決して不磨の大典ではなく、日本の最高法規であったとしても、時代と合わなくなったら変えていくのが政治家の使命だ」と述べました。