自民 衆院北海道2区補欠選
候補者擁立を見送りへ

吉川元農林水産大臣の議員辞職に伴って4月に予定されている衆議院北海道2区の補欠選挙について、自民党の山口選挙対策委員長は、候補者の擁立を見送る方針を明らかにしました。

自民党の山口選挙対策委員長は、15日午後、党本部で記者会見し吉川元農林水産大臣が収賄の罪で在宅起訴されたことについて「極めて遺憾で、国民に心からおわび申し上げたい。本人は離党し議員辞職しているものの、長年にわたる党の所属議員であり、直近には選挙対策の要職を務めていた。責任を痛感している」と陳謝しました。

そのうえで、吉川元大臣の議員辞職に伴って4月に予定されている衆議院北海道2区の補欠選挙について「深い反省の上に立ち、襟を正して、有権者の信頼回復に努めることを最優先にすべきと考え、補欠選挙への候補者擁立を見送ることとした」と述べ、候補者の擁立を見送る方針を明らかにしました。