「世の中には国民の感覚から
かけ離れたことが」首相

各府省の事務次官が出席する連絡会議が、菅内閣の発足後、初めて開かれ、菅総理大臣は事務次官が率先して行政の縦割りや前例主義の打破に取り組み、大胆な規制改革を進めるよう指示しました。

この中で、菅総理大臣は「今取り組むべき最大の優先課題は、新型コロナウイルス対策だ。爆発的な感染は絶対阻止し、国民の命と健康を守っていきたい。そのうえで、社会経済活動との両立を目指し、国民の生活をしっかりと成り立たせる必要がある」と述べました。

そのうえで、菅総理大臣は「世の中には、国民の感覚から大きくかけ離れている、当たり前でないことが残っている。そうしたことを見逃さずに、現場の声に耳を傾けて、何が当たり前なのかを、しっかりもう一度見極めてほしい」と述べ、事務次官が率先して行政の縦割りや、前例主義の打破に取り組み、大胆な規制改革を進めるよう指示しました。