「単なるアウトプットでなく
アウトカム=結果を重視」

平井デジタル改革担当大臣は17日午前、内閣府に初めて登庁しました。平井大臣は「デジタル庁」の新設などデジタル化を推進し、着実に結果につなげたいとして、まずは工程表を作成する考えを示しました。

菅総理大臣は、新型コロナウイルスの感染拡大によって、立ち遅れていることが明らかになったデジタル化を集中的に進めるため「デジタル庁」を新設する方針を示しています。

デジタル改革を担当する平井大臣は、午前11時ごろ、およそ40人の職員が拍手で出迎えるなか、初めて内閣府に登庁しました。

このあと、平井大臣は、記者団に対し「『デジタル庁』やマイナンバーに注目が集まっているので、わかりやすい解説をして、理解してもらう努力をしたい」と述べました。

そのうえで、デジタル庁の新設を含めたデジタル化の推進について、「実現できるスケジュールを作ることからスタートしたい。単なるアウトプットではなく、アウトカム=結果を重視したい」と述べ、着実に結果につなげたいとして、まずは工程表を作成する考えを示しました。