ネット中傷 投稿者速やか
に特定へ 自民が提言
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インターネット上のひぼう中傷を抑止するため、自民党は、誰が投稿したか速やかに特定できるよう、情報開示請求の要件を緩和することなどを求める提言をまとめました。
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シェアハウスでの共同生活を記録する、民放の番組に出演していたプロレスラーの木村花さんが、SNS上でのひぼう中傷を苦に、自殺したとみられることを受けて、対策を検討してきた自民党の作業チームは9日、会合を開き、提言をまとめました。
提言では、表現の自由に配慮したうえで、誰が投稿したか速やかに特定できるよう、法律で「権利侵害が明らかな場合」などとされている、情報開示請求の要件を緩和することや、投稿した人の氏名や住所などに加えて電話番号も開示することを求めています。
さらに、プロバイダーがアクセス記録を保存する期間を、現在の3か月程度から延長することや、侮辱罪の罰則を強化することなども盛り込んでいます。
自民党は、来週にも政府に申し入れることにしています。