況感が急速に厳しい
状況になっていると認識」

ニューヨーク株式市場で株価が記録的な値下がりとなるなど金融市場の混乱が続いていることについて、西村経済再生担当大臣は閣議のあとの記者会見で、市場の動向や実体経済への影響を緊張感を持って注視していく考えを示しました。

この中で西村経済再生担当大臣は「世界的にマーケットに非常に大きな変動が起きており、新型コロナウイルスの世界的な拡大が、市場参加者の心理に大きな影響を及ぼしている。市場の変動が実体経済に与える影響について緊張感をもって見ていきたい」と述べ、市場の動向や実体経済への影響を注視していく考えを示しました。

そのうえで西村大臣は「新型コロナウイルスの世界的な拡大が日本経済にも相当大きな影響をもたらしてきていて、景況感が急速に厳しい状況になってきていると認識している。この状況が長引けば先行きは一段と厳しい状況になると懸念される。影響をしっかり見極めて必要かつ十分な経済財政政策をちゅうちょなく行っていきたい」と述べました。