里城再建へ 知事直轄の
専門チーム発足 沖縄

先月の火災で主要な建物が全焼した那覇市にある首里城の再建に向け、政府との調整などにあたる知事直轄の専門チームが18日、沖縄県庁に発足しました。

先月31日、那覇市にある首里城で大規模な火災が起き、「正殿」や「北殿」など主要な建物が全焼しました。

これを受けて早期の再建に向けた知事直轄の「首里城復興戦略チーム」が18日、沖縄県庁に発足し、玉城知事から職員に辞令が手渡されました。

そして玉城知事は職員に対し「1日も早い復旧・復興に向けて県内外の皆様の理解を得ながら取り組んでください」と訓示しました。

チームは6人の職員からなり、再建に向けて政府との調整や工程表の策定のほか、県内外から寄せられた寄付金の活用方法の検討などにあたるということです。

辞令を手渡された知念武紀主幹は「プレッシャーもあるが、県民の皆様の期待に応えられるようスピード感を持って頑張っていきたい」と話していました。