いわ “通勤や就労時も
公費による介護サービスを”

障害のある人たちの就労を支援しようと、れいわ新選組の2人の参議院議員が障害者の団体などと国会内で集会を開き、通勤や就労時も公費による介護サービスなどを利用できるよう制度の見直しを政府に働きかけていくことになりました。

れいわ新選組の舩後靖彦議員と木村英子議員は10日、国会内で障害者の団体などと集会を開き、障害者の就労支援などをめぐって意見を交わしました。

この中で舩後氏は用意した文書を介助者が代読する形で、「今の制度では障害者が働きたくても働けないという現状がある。国会で議論して制度を改善したい」と述べました。

また木村氏は「障害者への長い差別の歴史に終止符を打つために、介助の必要な人が地域の中で当たり前に生きられるようにしたい」と述べました。

一方、参加した障害者の団体などからは「障害者にとって仕事をすることは金もうけではなく、社会参加だ」とか、「介護の費用を負担できる事業者は少ない」などといった意見が出されました。

そして集会では障害者が働きやすくするため通勤や就労時も公費による介護サービスなどを利用できるよう制度の見直しを政府に働きかけていくことになりました。