米貿易協定近く署名
臨時国会で丁寧に説明」

日米の新たな貿易協定について、茂木外務大臣は、近く、両政府による署名が行われるという見通しを示し、臨時国会では、協定の内容を丁寧に説明し、野党側の理解も得たいという考えを示しました。

日米の新たな貿易交渉は、先週最終合意し、両政府が、協定の早期署名を目指し、文書の法的な確認などを進めるとともに、両政府で同じ日に署名する方向で調整が進められています。

茂木外務大臣は記者会見で、「そう遠からず、今月の早い段階で署名できると思っている」と述べるとともに、署名後、国会承認を求める議案を臨時国会に提出する考えを示しました。

そのうえで「さまざまな関係団体から大きな評価をいただいているが、より丁寧に合意内容の説明を尽くしたい」と述べ、協定の内容を丁寧に説明し、野党側の理解も得たいという考えを示しました。