府の初動に不備ないか
時系列で検証を」玉木氏

台風15号への政府の対応について、国民民主党の玉木代表は、内閣改造の影響で初動態勢に不備がなかったかどうか検証する必要があるとして、来月上旬に召集される見通しの臨時国会で、政府の対応をただしていく考えを示しました。

台風15号の影響で、千葉県では大規模な停電が続くなど大きな被害が出ていて、野党内からは、被害が出ている中で政府が内閣改造を行ったことに批判が出ています。

これに関連して国民民主党の玉木代表は、記者会見で、「今もなお、多くの世帯で停電が続いているうえ、農作物にも大変な被害が出ている。復旧、復興に全力を尽くすことが今やるべきことだ」と述べました。

そのうえで玉木氏は「内閣改造以降の防災担当大臣や経済産業大臣らの対応や、政府の初動態勢に不備がなかったかを時系列でしっかりと検証しなければならない」と述べ、来月上旬に召集される見通しの臨時国会で政府の対応をただしていく考えを示しました。