規模停電「多くの地区で
20日までに復旧させたい」

台風15号の影響で千葉県で続いている停電について、東京電力は17日夜記者会見を開き、作業を前倒しして、できるだけ多くの地区で20日までに復旧させたい考えを示しました。

東京電力は昨夜遅く記者会見を開き、千葉県内の停電について復旧に向けた最新の見通しを明らかにしました。

それによりますと、千葉県内に1026ある地区のうち、これまでに300以上の地区で予定より早く復旧し、今月27日までの復旧とされていた地区のうち85の地区では20日までに復旧する見通しとなったということです。

こうした状況を踏まえ、東京電力の担当者は、「できるだけ多く20日までに復旧させたい」と述べました。

ただし、17日夜の時点で停電している5万戸余りのうち、どの程度をあさってまでに復旧できるか、具体的には示せないとしています。

現時点で復旧が20日以降とされた地区についても、できるだけ復旧を前倒ししたい考えで、今後の調査で大きな被害が見つかるなどの限られたケースを除いて、27日までにおおむねの復旧を目指すとしています。