炉と汚染水処理は
最重要課題と認識」経産相

菅原経済産業大臣は13日、就任後初めて福島市を訪問し、内堀知事と会談しました。

菅原大臣は「8年半にわたって知事や福島の皆様に大変なご迷惑をおかけし、経済産業大臣として改めておわびしたい」と述べました。

そのうえで「廃炉の問題と汚染水の処理は最重要課題の一つだと認識している。中長期のロードマップに沿って安全をしっかり確保して尽力したい」と述べました。

放射性物質を含んだ水の扱いをめぐって、国の有識者会議はこれまでに放射性物質の濃度を基準以下に薄めて海へ放出する方法やタンクで長期保管するなど複数の案を示しています。

菅原大臣は「処分の方法は検討中で、専門家が議論を重ねて今後決めていくが、経済産業省としても責任をもって取り組みたい」と述べ、慎重に対応していく考えを示しました。