の無人探査 JAXAと
インド 協議を本格化

月や火星などの宇宙探査に関する各国の活動が活発になる中、菅官房長官は、JAXA=宇宙航空研究開発機構とインドの宇宙機関との間で、月の南極などの無人探査を目指す本格的な協議を始めたことを明らかにしました。

月や火星などの宇宙探査に関する各国の活動が活発になる中、JAXA=宇宙航空研究開発機構とインドの宇宙機関はおととし、2020年代前半に月の南極などの無人探査を協力して目指すことで合意しています。

菅官房長官は午後の記者会見で「政府がことし6月、インドとの月極域着陸探査を目指した検討を進めると決定したことを受け、JAXAとインドの宇宙機関との間で本格的な協議を開始した」と述べ、JAXAとインドの宇宙機関が月の南極などの無人探査を目指す本格的な協議を始めたことを明らかにしました。

そのうえで「現在、さまざまな国で月面探査が行われており、わが国としても月面での持続的な探査活動に必要となる技術を、産業界と幅広く連携しながら確立していくことが重要だ」と述べました。