裁3期の党則「大変重要
党の信頼に関わる」逢沢氏

安倍総理大臣の自民党総裁任期の延長をめぐり、逢沢元国会対策委員長は党の信頼に関わる問題だとして、4選を可能にする党則の改正には慎重な姿勢を示しました。

去年の自民党総裁選挙で3選を果たし、再来年9月までとなっている安倍総理大臣の総裁任期について、二階幹事長は12日、延長して4期目に入ることも十分ありうるという認識を示しました。

これに対し逢沢元国会対策委員長は13日、谷垣グループの会合で「安倍総裁は任期をまだ相当残している。日々、総理大臣として、しっかりと取り組んでもらうことを国民も期待している」と指摘しました。

そのうえで「連続3期まで」となっている今の自民党の党則について、「大変重い重要な規定で、党の信頼そのものに関わる問題でもある。慎重に向き合っていかなくてはならない」と述べ、4選を可能にする党則の改正には慎重な姿勢を示しました。