の対応には関知せず」
山本国家公安委員長

愛媛県今治市で開かれた山本国家公安委員長の大臣就任祝賀会で、市の職員が受付などを行っていたことについて、山本国家公安委員長は、祝賀会を巡る市の対応に関知していないという立場を改めて示しました。

先月26日に愛媛県今治市で開かれた山本国家公安委員長の大臣就任祝賀会では、今治市の菅市長などが発起人となり、市の職員が案内状に関する問い合わせを担当したほか、祝賀会の当日にボランティアとして受付を行うなどしていました。

地方公務員法では、自治体の職員の政治的な行為などを制限していますが、市は「祝賀や記念事業などを行うのは社交儀礼で、法令違反にあたるものではない」としています。

これについて、山本国家公安委員長は閣議のあとの記者会見で「祝賀会を巡る市の対応には全く関知していないので、コメントする立場にない」と改めて述べました。

また、一部の週刊誌で、会の発起人が余った会費10万円程度を山本国家公安委員長の妻に渡したと報じられていることについて、山本国家公安委員長は「妻のところに一切金品はきていないことを確認済みだ」と述べ、報道の内容を重ねて否定しました。