えりの気象日記

2019年10月18日 (金)

雨は19日まで 20日は晴れに

きょう18日は断続的に雨が降り、特に近畿南部には発達した雨雲がかかり続けました。非常に激しい雨も降りました。三重県ではレーダーの解析で、1時間に120ミリの猛烈な雨が降ったとみられます。この24時間に降った雨の量は、三重県で300ミリを超えたところがあり、和歌山県でも200ミリ以上の雨が降りました。

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今夜も局地的には雨雲が発達し、激しい雨の降るおそれがあります。雨はあす19日にかけて続き、午前中は広く降る見込みです。午後は雨の範囲が狭くなり、夜にはやむでしょう。

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あすにかけては、前線や低気圧の影響を受けるため、雨が降る見込みです。あさって20日には低気圧が東の海上へと離れ、大陸からは高気圧が移動してきます。このため、天気が回復し、あさっては晴れてお出かけ日和となりそうです。

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紅葉前線が南下中です。北日本では、すでに見頃を迎えているところも多くなっています。近畿地方でも一部で色づき始めています。

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ただ、ことしは例年に比べると、この先、色づきはゆっくりかもしれません。木々の色づきには気温が関係していて、気温が低いと早まり、高いと遅くなります。向こう1か月、気温は平年よりも高い見込みです。特に来週、再来週は平年と比べるとかなり高くなりそうです。色づきがゆっくりな分、紅葉の移り変わりをじっくりと楽しめるかもしれませんね。

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※予報は18日午後7時現在のものです


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気象予報士 坂下 恵理(さかした えり)
 


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