ご当地アイドルNegicco 結成20年の展覧会
- 2023年11月21日
結成から20年を迎えた新潟発のご当地アイドル「Negicco」の写真などを集めた展覧会が、新潟市美術館で開かれています。メンバーのひとりNao☆さんは「写真を見て当時の思い出がよみがえってきました。新潟のいろいろなところで写真を撮っているので、すてきなところがたくさんあるなという発見にもつながったらうれしい」と話しています。(新潟放送局 記者 阿部智己)
ご当地アイドルの先駆け 人気集める
「Negicco」が結成されたのは2003年。
ご当地アイドルの先駆けとして人気を集め、3人は結婚、出産を経てデビューから20年を迎えました。
新潟市美術館では「Negicco」が新しい女性像を発信しているとして展覧会を企画。
この10年のCDジャケットに使われた写真やミュージックビデオなど、およそ100点が展示されています。
11月、報道関係者などを対象に開かれた内覧会には「Negicco」の3人も訪れ、
写真を見て当時のことを思い出した様子で楽しそうに話したり笑い合ったりしていました。
展示されている写真のうち、2014年に県内の砂浜で夕暮れ時に撮影された写真には、
まだあどけなさの残る3人が笑顔で写されています。
また2023年に撮影されたモノクロの写真には結婚や出産を経て母親になった3人が写し出され、
20年の時の流れを感じられる作品になっています。
このほか会場ではブラウン管テレビにミュージックビデオが映され、抜粋されたシーンを見ることができます。
デビューから20年 3人の思いは
この20年を振り返る展覧会。会場で3人に話を聞きました。
Nao☆さん
新潟のいろいろなところで写真を撮ったりしているので、地元の方だとあそこかなと気付いた楽しさもあったりすると思う。県外の方だとNegiccoがここで撮ってるんだと”聖地巡礼”してくださる方もいらっしゃるので、新潟のすてきなところがたくさんあるという新しい発見にもつながったら。
(20年やってこられた秘訣は?)
やっぱりみんなの仲の良さとアートワーク見てるとわかると思うんですけど、現場の楽しい雰囲気が伝わってくると思うんですけど、笑顔だったり自然の表情だったりというのは現場の雰囲気でできあがっているので、そういうよさもみなさんに伝わったらいいなと。
Meguさん
地元新潟で20年間、長くできたというところが一番大きくて。私たち新潟大好きですし住みながら活動してきて好きな町で撮影が行われていたりだとか、よさが伝わればいいなと思いました。
Kaedeさん
メンバーもすごく仲がよくて、けんかもしたんですけど、すごく仲良くやらせてもらえているので。いろいろな方々、親もそうだしスタッフの方もすごく人に恵まれてここまでやってこられたかなと思います。
Nao☆さん
子育ての大変さとか、実際に母親になって気付くことがたくさんあって。3人すごいことにみんな同じ年で、同じ年に生まれて大変さも共感しあえて、いま頑張れているので。Negiccoの一番新しい写真ですと20周年の歩みとか、笑った目のしわとか、そういうすてきなママでいることの、ママでいるアイドルというすべてのものがそこにアートワークにつまっていると思うので。写真を見てママでアイドルっていいなって、いまのアイドルさんたちが、自分もそうなれたらいいなってちょっとでもいいなと思ってもらえるような感じだったらいいなと思います。
この展覧会は2024年1月21日まで、新潟市中央区の新潟市美術館で開かれています。