宮崎県 全国旅行支援再開！　割り引きを受けるには？　

政府の観光需要の喚起策、「全国旅行支援」が年末年始は観光需要が集中するとして対象から外れ１２月２７日の宿泊分までとなっていましたが、１０日の宿泊分から再開しました。第１弾との違いや、割引を受ける条件などまとめました。

全国旅行支援第１弾との違いは？

１２月２７日宿泊分まで適応の第１弾と比べ、今回の旅行支援は
▼旅行代金の割引率は４０％から２０％に下がり、
▼宿泊と交通機関での移動がセットになった旅行商品は、１人１泊当たり５，０００円、日帰り旅行や宿泊施設のみの利用は３，０００円が上限となります。
▼土産物店などで使えるクーポン券は原則、電子クーポンとし、１人当たり、平日は２，０００円分、休日は１，０００円分を受け取ることができます。
▼クーポン券などを含めた補助額の上限は１人１泊あたり最大１万１０００円から７０００円に引き下げられます。
「全国旅行支援」について国土交通省は、国から都道府県に措置した予算がなくなり次第、順次終了していますが、３月までは実施できる見通しだとしています。

割り引きを受けるためには？

割り引きを受けるためには、
▼宿泊施設に直接、もしくは旅行会社を通じて予約
▼ワクチンを３回以上接種したことを示す証明書か、ＰＣＲ検査などによる陰性結果の提示
が必要です。

スマートフォンを持っていない人は？

また、飲食店や土産物店で使えるクーポン券は原則、電子クーポンとなりますが、スマートフォンなどをもっていない人は紙のクーポン券で受け取ることもできます。

割引率は下がるものの県内の観光業界は需要の増加に期待を寄せていて、宮崎市青島のホテルによると
全国旅行支援を利用する宿泊に関して多くの問い合わせが寄せられているということです。
一方、県内では人口１０万人あたりの新型コロナの新規感染者が全国で最も多くなるなど感染の再拡大が進んでいて、客足がどこまで伸びるか不安の声も聞かれます。
１人１人が対策の意識をこれまで以上に強く持って旅行を楽しんでもらいたいです。