みんなでプラス メニューへ移動 メインコンテンツへ移動

みんなでプラス

最新の研究から見えてきた 親の言葉の“リスク”と“可能性”

「あなたなんか産まなきゃよかった」
「お前は本当にダメな子どもだ」


言ってはいけないと分かっていながら、何かのはずみでつい口にしてしまう子どもに対する「言葉」。

しつけや教育のつもりと思っても、実は子どもの将来に大きな影響を与えるリスクが明らかになってきています。

最新の研究では、脳のある機能に与える影響は体罰を上回るという報告も。

どんな言葉が子どもの心を傷つけているのか。逆にどんな言葉が子どもの成長を支えるのか、取材しました。

(社会番組部 ディレクター 麓 直弥)

「あんたはうちの子じゃない」にずっと苦しんできた

首都圏の大学に通うタケシさん(仮名)は、子どものころに受けた親からの言葉が、成人後もずっと心の傷となっています。

両親と兄の4人で暮らしていたタケシさん。両親はタケシさんが小学校のころから自宅で連日大げんかをしていて、怖い思いをしていたといいます。

その後、両親は離婚。母と兄の3人で暮らすことになりました。母はみずから働きながら、タケシさんと兄を育ててくれました。

ところが、母はスポーツ万能で学業成績も優秀な兄とタケシさんを常に比較するようになったといいます。

タケシさんは、母から言われた言葉がいまでも忘れられず心の傷になっているといいます。

タケシさん(仮名)
タケシさん(仮名)
タケシさん

“兄が中学のときは部活で良い記録を残しているのに、なんであんたはこの程度なんだ”みたいな兄弟差別から始まって、“あんたはうちの子じゃない” “あんたはそこの橋で拾ってきたんだよ”って。それが冗談で言っていたとしても、兄と比較され続けてきたことで冗談と捉えられないんです。兄と同じように見てほしかったし、認めてほしかった。

その後タケシさんは大学に進学。猛勉強の末、実質授業料も免除となりました。

最近では兄と比較されることは少なくなり、傷つくような言葉を言われることもなくなりました。自分に対する優しさを感じることもあります。

しかし、子どものころに母から言われた言葉が脳裏をよぎり「いまの優しさは本当のことなのか」「何か意図があってやっているのではないか」と疑ってしまうようになったといいます。

こうした疑心暗鬼は母に対してだけにとどまらず、周囲の友人に対しても感じるように。

参加している大学の集まりでは人間関係をうまく築くことができず、うまくいかないことがあると必要以上に自分を責めてしまい、精神科で抗不安薬を処方してもらっていた時期もありました。

タケシさん

優しくされても、それがどういう意図でやってるのかとどうしても考えてしまう。大学の活動で困ったときに相談できる人もいなくて、ひとりでアップアップになってしまって。できない自分を責めるようになり、自傷行為に走ってしまっていた。

子どもを傷つける言動 将来の人間関係に影響

親からの言動は子どもにどのような影響を与えるのでしょうか。

東京医科歯科大学は都内の自治体と共同で大規模調査を実施しています。2015年から、小学1年生の子どもを持つ保護者およそ5,400人に1~2年ごとに質問票を送り、子どもの様子などを追跡調査。

殴る、たたくなどの「体罰」や「ネグレクト」に加えて「子どもを傷つける不適切な言動」が、子どもに対してどのような影響を及ぼすのか調べました。

問題行動への影響
(※小学1年時、2年時、4年時において有効回答であった2,920名を対象にした分析結果)

すると、「不適切な言動」は「体罰」や「ネグレクト」と同じくらい「集中できない」「口答えをする」「いじめをする」など"問題行動"の増加に影響していたことが分かりました。

東京医科歯科大学 大学院医歯学総合研究科 政策科学分野 講師 伊角彩さん
東京医科歯科大学 大学院医歯学総合研究科 政策科学分野 講師 伊角彩さん
伊角彩さん

今回、長期的にデータを用いて分析したことで、子どもの問題行動があるからしつけが虐待傾向になったというよりは、虐待傾向があるから問題行動が増えていったということが強く示唆されました。

さらに研究班が注目したポイントがあります。

子どもたちの行動を分析すると、「不適切な言動」を受けた子どもたちは、「他人を思いやる行動」をとる頻度が低下していたのです。これは、体罰やネグレクトを受けた子どもたちにはない傾向でした。

他人を思いやる行動は心理学の用語では「向社会的行動」と呼ばれ、不足すると周囲との人間関係が築きにくくなると言われています。周りからの助けや情報が得られなくなり、結果的に成績がよくなかったり、非行や問題行動につながったりするリスクが指摘されています。

伊角彩さん

その後の人間関係に影響を与えるなど、子どもに対して長期的に影響を与えていく可能性が見えたことで、言葉の暴力が及ぼす影響の大きさを改めて感じている。背景に何があるのか分析し、対策できることを考えていかなければいけない。

アメリカ・ハーバード大学での研究で見えてきた脳の“リスク”

言葉の暴力を受けたとき、人の体にはどんな変化が生じるのか。

アメリカ・ハーバード大学の医学部精神医学の助教授で、子どもの脳について研究をしている大橋恭子さんは、親からの体罰やネグレクトなど子どもに悪影響を及ぼす10 種類の行為を受けた数百人(18~25歳男女)の脳の画像を解析しました。

すると、言葉の暴力を受けた人たちは脳の「ある機能」が低下していることが分かりました。

MRIで解析する様子
MRIで解析する様子

それは、各領域が連携しあう脳の「ネットワーク機能」です。この機能のおかげで、脳は一部で異常が起きても互いに連携し合って補い、脳機能のバランスを保つことができます。

脳は一部で異常が起きても、互いに連携し合って補うことで脳機能のバランスを保つ
脳は一部で異常が起きても、互いに連携し合って補うことで脳機能のバランスを保つ

ところが、言葉の暴力を受けた人はこのネットワーク機能が大きく低下することが分かったのです。

そのため、精神的なストレスなどで脳の一部で異常が起きると、この機能を保つことが難しくなり、精神疾患のリスクを高まるおそれがあるといいます。

大橋さんの研究では、脳のネットワーク機能への影響は親からの「言葉の暴力」を受けた人が特に深刻だったことが示されました。

さらに、最もリスクの高い年齢も浮かび上がりました。それは16 歳から18 歳のとき。このころは前頭葉につながる神経線維などが特に発達する年齢のため、親からの言葉の暴力が脳のネットワーク構造に重大な影響を与え、その後のストレスに対して弱くなってしまう危険性があるといいます。

また大橋さんは言葉の暴力に加えて、体罰やネグレクトなど親からの「不適切な関わり」の「種類」が増えるほど、子どもに対して悪影響を及ぼすリスクが高まると指摘します。

例えば、日常的に両親の夫婦ゲンカを目撃し、親からの言葉の暴力を受けている場合、うつや不安神経症になるリスクは、性的虐待を受けるのと同じくらいにまで高まってしまうことが分かってきているといいます。

では、どうすれば言葉のリスクを軽減できるのか。そのヒントも最新の研究から浮かび上がってきています。

大橋さんは良好な人間関係を築くのがカギだといいます。

アメリカ・ハーバード大学 医学部精神医学 助教授 大橋恭子さん
アメリカ・ハーバード大学 医学部精神医学 助教授 大橋恭子さん
大橋恭子さん

大切なのは親子の“関係性”です。子どもが親を信頼し自分を理解してくれているという関係であれば、それほどリスクは高くないと見られています。ただ親子の間に信頼関係がなく、親のきつい言葉をそのままの意味で受け取ってしまうような関係だった場合、脳に対して大きな影響があり、さまざまな精神疾患につながってくる危険が高まるでしょう。

親子関係を育み 成長を支える言葉とは

では、子どもの成長を支え、親子の関係性を育む言動とはどんなものなのか。

発達心理学の観点から子育て支援の研究をしている甲南大学の北川恵教授に聞きました。

甲南大学 教授 北川恵さん
甲南大学 教授 北川恵さん

目指すべきは「自分がつらいとき、親は自分を支えてくれるだろう」という見通しを子どもがある程度持てているような関係だと北川さんは指摘します。

そのためには子どもが親に対して持つ「安全・安心を得たい」という欲求を満たしてあげることが大切だといいます。

北川恵さん

親からのしつけや教育は必要です。例えば、落ちたら危ないから高いところに上ってはだめだよとか、深夜にアイスクリームを食べたいと言ったら、虫歯になるからだめだよとか。こうしたしつけや教育の言葉に子どもは嫌がるときもあるかもしれません。長期的にみれば、子どもの“安全を守る”というメッセージになるため信頼関係を育みます。

そしてもうひとつのカギは“子どもの気持ちに寄り添い、子どもの気持ちをなぞるような言葉”を発することだと北川さんは指摘します。

北川恵さん

子どもは自分の感情を理解することが非常に難しいです。心臓がドキドキしたり、カーッとなったりしたときに、親からびっくりしたね、怖かったね、嬉しかったね、つらかったよねなどと、自分の気持ちに近い言葉をかけられると落ち着きます。気持ちを分かち合えたことに加えて、自分の理解出来なかった感情に名前がつき安心を感じるのです。感受性が高まって複雑な感情を味わいやすい思春期に、自分の気持ちを言い表してくれている歌詞や文章に出会って心に染みたという経験をした人は多いかもしれません。子どもにとっては親がかけてくれる言葉が大切です。

実は、子どもの気持ちをなぞるような言葉をかけてあげることは、親子関係を育むだけでなく、子どもの感情を整える力を育み成長を支えるのだそうです。

失敗しても立ち直り、次への挑戦の意欲を生む人間に成長し、人間関係も良好になっていく傾向が高まるのだといいます。

こうした「目標に向かうために努力する力」や「意欲」など、テストなどの点数で表せない能力は「非認知能力」と呼ばれ、次世代を生き抜く重要な能力として、いま注目されています。この能力は子どもの「安全・安心を得たい」という欲求が満たされていることで順調に育っていくと言われているのだそうです。

大きなリスクになる一方で、子どもの成長を支えるカギにもなる親からの言葉。

子どもへの言葉が大切だと分かっていても、日々子育てのプレッシャーと忙しさに追われるあまり、大きな声で叱ってしまった、寄り添うことができなかったと後悔する場面もあると思います。

ただ、そうした場合でも落ち込むことはないと北川さんはいいます。

北川恵さん

不安そうだなとか、泣いているなとか、子どもたちの“サイン”に気づき、守ろうとしたり慰めたりすることは必要ですが、毎回出来なくても大丈夫です。発達心理学の世界では3割で良いと言われています。実はこれくらいで十分で、子どもは思いが違っていれば再びサインを出します。それに応じればいいのです。大人が子どもの思いを探り、3割くらいの確率でたどりつけば、子どもは自分を見てくれていると実感できます。完璧である必要はなくて、ほどほどで良いのです。感情的になってしまったとしても、あれは言い過ぎたね、ごめんねとフォローしてあげてください。何度でもやり直しはききますから。

取材を通して

親の言葉に悩み続ける子ども、わが子にまたきょうも感情的な言葉を使ってしまったと悩み続ける親。取材を通じて出会った方々は、互いにかけがえのない存在であるからこその深い悩みや葛藤を抱えていました。

言葉を発した側にとっては、ささいな一言でも受け取り側にとっては生涯忘れられなくなるかもしれないほどに、言葉が強い力を持っているのだと感じました。それは親子に限らず、全ての人間関係において言えることかもしれません。リスクではなく可能性となるような言葉を自分は使えているのか、みずからを振り返りたいと思いました。

関連番組

放送後1週間、見逃し配信中☟

「子どもへの言葉がけのヒント」について感じたことなど、コメント投稿フォームからみなさんの声をお待ちしています。

みんなのコメント(67件)

体験談
ぽめ
40代 男性
2024年4月14日
マジでそうです。うちの親など悪態をつき人の苦悩が愉悦というタイプの人間で、関わる人間全てに嘘でこの人と関わる人全員が離れていきます。こんな親に育てられらものですから、愛情関係がなんなのかさっぱりわからない。
これが30になっても40になっても変わらず暴言や人格否定をしてくるので、本当に害悪でしかない。心理学なんて対応できず、法律でこの様な親に刑罰を与えるとしないとダメだと思います。
感想
傘とも
40代
2024年3月4日
虐待罪は日本にないそうです。その影響は大きいですね。精神的暴力など誰がどう止めるんですか。教育の問題だけではないです。教育と称していじめている。
悩み
のじま
30代 男性
2023年8月27日
傷ついた脳を、大人になってからでも修復する療法が存在するのかを知りたい。
親の不仲、育児への無知や無関心、学校での教員による暴言や暴力。振り返ってみればあまりにも酷い。日本では昔から子供に対する人権、発達への影響をあまりにも軽視されすぎている。
選ぶことのできない環境により、一生が左右されるという事はあってはならないと思う。
体験談
シーカー
50代 男性
2023年8月14日
クラシック音楽をたしなみ理系へ進学した兄と違って、いずれも大成しなかった私は常に比べられて育ちました。兄と同じようにあなたにも習い事をさせたが止めると言ったのはあなた自身ですよと小学生の頃に言われました。自己責任と自業自得を突きつけられ、まだ小さかった自分にはそれが恫喝と恐怖に感じました。
50代になり振り返ると、自分に自信がなく何を目標にして生きればいいのかを常に探しながら生きて来ました。これまでの人生で多くのことを学びましたが、親の私への接し方が違っていれば、もしかしたらもう少し早く落ち着けたのかもしれないと強く感じます。番組で紹介された脳への影響は、人生の回り道として埋められていくものかもしれないと思いました。
感想
ぴぷ
40代
2023年8月1日
何歳でどんな接し方が良いか、マニュアルみたいなのがあると良いと思う。
もちろん、その子によって違うから全くその通りではダメだろうけれど、ガイドラインがあるだけで違うと思う。
キツイ言葉がダメだからと言っても、優しい言い方では4~6歳ぐらいの子はききません。
おそらく、小さいうち、親に素直に甘えられるうちに厳しく躾ける必要があるのではないかと。そして徐々に放任していくことが大切だと思う。
もう12歳ぐらいになったらほったらかしぐらいにできるよう、逆に言うとそれまでに生きていくのに大事な基本的なこと(働かないと食べられないとか、相手の立場に立って考えるとか)は教えないと遅いと思う。
16歳になったらもう大人として扱うしかないだろう。例えば勉強しなくても、勉強しろなんて言っても、もう無理だろう。
勉強の大切さや、タイムマネジメントの仕方は10歳ぐらいまでに教えないとね。
質問
ばあば
70歳以上 女性
2023年7月23日
5歳の孫に人には優しく!と教えているが一緒に神田川の歌を聞いて
ただあなたの優しさが怖かった
どう答えれば良いのか正解を教えて欲しい。
質問
ニワトリ
2023年7月22日
私は、自身、幼児期に適切な愛情を親から注がれず成人し、色々な心身の不調を負いながらここまで生きてきました。
今、自分の育児を振り返り、多々、厳しい言動や、子供に逃げ場を作ってあげない等してきたと思いす。 
既に子供は成人しましたが、何かと生きづらそうです。
成人した子供にも、番組でご紹介のあった接し方、方法によって生きづらさの改善はされるのでしょうか?
また、一度損傷してしまった脳の改善はあるのでしょうか?
体験談
ゆう
30代 女性
2023年7月14日
両親の喧嘩、母の愚痴。毎日サンドバッグのように受け止めていました。30年前、5歳の時、母が父に向かって「離婚だ!」と叫んだ光景は忘れられません。傷つく、悲しいといった感情に蓋をしてきたと思います。相手の気持ちを慮ることが極端に苦手で、今まで良好な人間関係を築くことができませんでした。相手が嫌がっていることをわざと続けたり「アホ」「まぬけ」と悪い言葉を何度も平気で使ったりしました。でも、相手が本気で傷ついていることに気がつけませんでした。母もまた、親(私の祖母)から「あんたは川から拾ってきた」「早く(結婚して)家を出ていけ!」と言われていたと聞きました。
感想
三児の母
40代 女性
2023年7月13日
今までは「そんな事言い出したらみんなそうだよ!それでもみんな頑張ってる」と流されがちな風潮から、よくここまで踏み込んだ内容・問題提起をされたなと驚き時代を感じました。
私自身、小中はしんどくて記憶があまり残ってないのですが、今「親の言動に傷つけられる事も、余裕が無くて子供を傷つけてしまう事も、仕方のない事ではない」と声を上げられる社会に希望を感じた番組でした。
私は多くの本に助けられ運良く楽しい日々を手に入れる事ができましたが、これからを生き抜く子供達や、既に心が傷だらけの大人達が、ストレスが避けられない社会で、「いかに自分の心を守り、傷を負った時いかに癒やすスキルを身につけるか」これに尽きると思います。今後もこのようなデリケートでタブー視されている内容を深堀りして頂きたいです。
悩み
一人静静か
2023年7月12日
9歳と 5歳の 男の子の孫がいます。 子供の前で 夫婦が しょっちゅう 大喧嘩しています。 上の子は いつも 批判 避難され 発達障害 か あるということで 通院しています。 子供の前で 下のこと一緒に お兄ちゃんを置いて出て行こうとか 平気で 会話しています。 物心ついて以来 常に叱責 され 時には 父親からの 虐待も受けています。 そのことについて 祖母である私が 元気ないねとか言うと 母親は特に 怒り泣き叫んで非難します。 よりどころになってやりたいと思うのですが 接触さえ 禁じられている状態です。 祖母として 2人の成長は 基本的に 両親の 責任だと思っていますが 何も見てみないふりをしています。夫婦は あまりにひどい時には 落ち込んでいます。 言葉は大事です。 どう伝えればいいのか 苦しいです。 夫婦は 今年初め 妻の 要求で 別居しました。 子供たちは どう受け止めているの
感想
きよ
50代 女性
2023年7月12日
既に家を出た大学生の子供がいる親ですが、今回のテーマは子育てで一番知りたかったことであり、大事だなと感じていたことでした。
子育ては、産まれるとそこから毎日毎日休むことなく続きます。それなのに、ミルクの与え方、オムツの替え方等は教えてもらう機会があるけれど、どう声を掛け、どう話を聴き、どこまで親が手を出した方がよいのかは親自身が判断していかなければなりません。恐らく子供の年齢や性格によっても、その対応の仕方は変える必要もあるでしょう。
子育ての大変さは、ご飯を作るといった世話よりもこちらの方にあると感じておりました。
子供を育てる重責に悩む親は本当に多いと思います。その助けになる内容だと強く感じました。
感想
うみ
40代 女性
2023年7月12日
私もかなり言葉で傷つけているのではと反省しました。3割でいいと言われ、少し気持ちが楽になりました。18歳までで一区切りと思っています。今、折り返し地点。なんとか頑張ります。
提言
あやな
40代
2023年7月12日
「片方の収入でやっていけないから働かないといけないので余裕がない」と、言うスタジオの精神科医のコメントに傷つきました。いつになったら、男の人は高収入じゃないと結婚できないという呪いや女の人が働くのは配偶者の収入が少ないからであって、女の人は家にいることが一番いいことという呪いはなくなるのですか?
その前提が日本社会からなくならないから、あのコメントも出るし、子育てが辛いのです。みんなが元気なら働いて、みんなが平等に社会保険料(専業主婦は払わなくても社会保障が得られる優遇制度←このせいで働いている人の給料が安くなり、優遇されている世帯だけ給料が減らない)を払う。そうすれば、仕事する人の人数が増えれば、ひとりに沢山の仕事がいかなく、残業しなくてすむ。早く家に帰れるから、一家団欒ができるから、こどもも安定すると思います。社会保険料も第3号制度がなくなれば、保険料も下がるでしょう。
感想
たまこ
50代 女性
2023年7月12日
勤め始めた頃、仕事を任されたり褒められたりする度「私なんて」を連発していたそうだ。後に親しくなった上司から「なぜそんな言葉を繰り返すのか心配していた」と聞かされ驚いた。全く自覚がなかったので。ずっと自分は世の基準以下でどこか異常、だから何かに成功しても「たまたま」、失敗すれば「自分は何もできないダメ人間」と思い込んでいた。上司の言葉を機に原因を探っていくと、母から言われてきた言葉の数々が浮上。「あんたなんか口ばかり達者で自分じゃ何もデキないくせに」「あんたなんかそのうち友達がいなくなるから」など。何かで叱られる度に繰り返されて擦り込まれ、いつしか歪んだセルフイメージを持つに至った気がする。「産まなきゃよかった、うちの子じゃないetc.」と続けずとも「あんたなんか」はそれだけで子供に自己否定感を植え付け、様々な可能性を閉ざしてしまうことを親の立場である人達は自覚してほしい。
体験談
レン
40代
2023年7月12日
私は、親に毎日のように酷い言葉を言われて育ちました。虐待です。

『お前なんて犬猫以下だ』『〇〇ちゃんに比べてお前は生きている価値はない』テレビで活躍している同年代のスポーツ選手などと比べては『お前なんて何の未来もない』『醜い顔だ、ご飯を食べる資格はない』もう毎日ですよ。

人格を否定されてきた私は、自己肯定感の低い駄目人間になりました。あの時の自分に何が出来ただろうか…ただ怯えいるしか無かったんです。こんな私みたいな人間を増やさないで下さい。
体験談
LN
19歳以下 女性
2023年7月12日
今大学生です。受験期、生活リズムが悪い、勉強してないと怒られてました。ストレスとか自分をずっと責めて寝れなかったのですが、そういうことを伝えるのって私にとって難しいかったんです。親には夜更かしして朝起きないだらけたやつだと言われ理解してないくせに!と傷つきました。親と子供が根底を理解した上で接する必要があると思いました。親から言われた何気ない「学費のために稼いで楽しみなんてない」とかいう言葉は自分の存在意味を揺らがして、いくらでも心の自傷をしてしまう刃物のようなものでした。
感想
ちーぱんだ
40代 女性
2023年7月12日
中学校で養護教諭をしています。親からの言葉に傷つきもがいている子どもたちがたくさんいます。
無気力になったり、リストカットをしたり、、。
子どもの気持ちに無関心な親。思いが強すぎて独りよがりな親。
今回の内容を、入学説明会など、保護者がほぼ全員集まる機会に流して見てもらって、親に問題意識を持ってもらいたいと強く思いました。
体験談
ま?ず
50代 女性
2023年7月12日
子どもが親に言っちゃいけない言葉の特集もお願いします(笑)私は子どもに「産んでくれなくてよかったのに」とか「子育て放棄するんか?」など言われショックでした。だから今晩の親御さんたちみたいにひどい言葉をいい闘っています、、、
感想
三色すみれ
70歳以上 女性
2023年7月11日
半世紀以上前に母から投げつけられた言葉「アンタさえ居なければこの家がどんなに幸せか」が70歳を過ぎても頭の中で鳴り響き、心の傷は癒えることがありません。「アンタなんかどんなに頭が良くても皆んなに嫌われる」と共に私の自尊心をボロボロにした言葉が親以外の人間関係に於いても大きい影響を及ぼしたのだと気付かされました。脳にそんなダメージを受けていたなら、悩み続けた人格の問題ではなかったのかも知れない…とも。いや、そんな人格が形成されたのは事実としても、少なくともそれは私のせいではないので「自分を責めなくても良いんだよ」と優しく言ってもらえた様に感じました。
体験談
Ruby.Y
30代 女性
2023年7月11日
幼い頃から母親の否定的・感情的な言動に怯えて過ごしていました。気分屋の母は感情が態度に露見しやすいため、少し反論すれば「親に口答えしない!」と怒鳴られ、それで落ち込んでいると次は「いつまでも不貞腐れているんじゃない」と責められました。私は常に彼女の機嫌を損なわないよう、母親の顔色を窺い、苦痛なピアノの練習も好きなフリをし続け、理想的な長女を演じ続けました。結果、周囲の些細な言動や仕草にも過剰反応してしまい、母による数々の言動がよみがえるため、心療内科で定期的に内服処方を受けています。音楽大学に進まない、と打ち明けた日、「私があんたにしてきたことは無駄だったんだね」と私に言った時の声色、裏切り者を責めるあの眼差しは一生忘れません。現在、4歳の娘がいますが、かつて母が私にしたように、既に娘の心を傷つけているのではないかと思うと、関わり方がわからなくなります。
体験談
さや
20代 女性
2023年7月11日
私の父親はとても厳しく小学生の頃から少し口答えをすると私物を捨てられたり、外出禁止令が出されたりしました。高校生の時は大学受験への危機感から勉強しようと机につくと、父への葛藤が込み上げ、自傷したり何時間も泣いたりしてました。結局パニック障害になり別室受験でなんとか大学受験は乗り切りました。現在でも生きずらさを感じる場面もありますが、何だかんだ安定してます。当時は父のことが憎くてたまらない時もありましたが、現在は父の不器用さをある程度は理解できるようになり、当時は気づけなかった父なりの愛を考えれるようになったと思います。父の母、私からすると祖母は孫である私や兄に暴力を振るう人であり、父もしんどかったのかなと思います。ですが、兄が3年間引きこもりで父のことを憎み続けていることも、父と祖母の仲がすごく悪く家庭の機嫌を窺わないといけないことも、母が家から出ていったことも、もうどうしよう出来ないです
悩み
ごん。
50代 女性
2023年7月11日
何故だろう。今までこのテの話題はバカにして相手にする気持ちになれなかった。今日この番組を見、記事やコメントを読んで、たぶん生まれて初めて助けて欲しいと思う。両親のかなりシリアスな喧嘩は日常的に見られるうちはまだよく、喧嘩もしなくなって別居を経て離婚。父にはお前が死んでも困らない死にたかったら死ねと言われた。ふたりきりの生活初日に助け合って生きて行こうといったハズの母が1ヶ月後にもう、お前が邪魔で自分の人生を生きられないと睨まれた。今、精神科の先生やワーカーさんの、それこそ一挙手一投足すべてに裏の意図を疑い疲れ果てた。人の信じ方を誰か教えて欲しい。
体験談
文月
30代 女性
2023年7月11日
思春期の頃、母から叱られるときの言葉は「みっともない、お母さんは恥ずかしい」だった。以来、自分はみっともない存在なんだという思い込みが常にどこかにあり、他者からの否定の言葉を恐れ、よく自分をないがしろにしてしまう。
何度かうつも経験し、自分は弱くてだめな人間だと気力を失っていたが、全て私が悪いわけではなかったんだとほっとしている。恨み言を言うわけではないけれど、いつか母に正直な気持ちを伝えることができたらと思う。明日からまた、皆さんと一緒に頑張って生きていきたいです。
体験談
マロン
40代 女性
2023年7月11日
今まさに悩んでいる問題で、どきっとしました。13歳の娘がいますが、親の言葉がきっかけでリストカットをするようになってしまいました。そんなに暴言をはいたつもりはないのですが、疲れている時に「宿題やったの」「明日の支度はしたの」など、過干渉な言葉が多かったように思います。頑張っているのにさらに追い討ちをかけられているように感じたようです。
親の言葉は、親が思うより重いのだなと実感しました。いまはなるべく管理する言葉はなくして、コミュニケーションだけを心がけています。
感想
さわら
40代 女性
2023年7月11日
親子関係に悩み、改善したいと思っているだけでも十分良い親じゃないかと思う。自分を怒らせる子供が悪いと思って自己防衛し、子供の心を言葉の暴力でメッタ刺しにして憂さ晴らしをし、自身の問題から目を背けている親は多いと思う。
次は虐待サバイバーの子供たちも回復できる、一生被害者でいなくていい道があるという希望のある話やどんな支援があるかも取り上げてほしいと思う。今は我慢を強いられ傷つき続けていても、いつかその親の心の支配から離れていいんだ、自分の人生を生きていいんだと教えてあげてほしい。
私は40年かけて自力で自分の人生を大切にしようという思いにたどり着いたが、時すでに遅く、安定した結婚も自分が作る新たな家族も出産もあきらめてしまったところはある。もっと早く、人生の大切な選択肢をたくさん選べるうちに子供たちを助けてあげてほしい。
悩み
ゴンチャン
70歳以上 女性
2023年7月11日
電力会社の学校に行ってた時私は夫のギャンブルと酒乱、仕事はしない、サラ金から1日に何十万も借金するようになり、アルコール病棟に入れて医師からもう第2の人生を考えるよう言われ離婚を決意して学園にいる長男に離婚の事話したら、それからは勉強する気にならなかったと話したことあります。その後2年経ち統合失調症となり会社から色々責められ退職しました。高校も出せないから学園に行く事を言って無理をさせたのだと思います。いつも夫婦はケンカして次男は見てましたが何とか病気にならなかったです、同じく学園に行きました。
体験談
まあちゃん
60代 女性
2023年7月11日
60代の女性です。まさに紹介された親からの言葉の暴力全てを経験しました。母から頭の回転の早い従姉妹達と常に比較され、父からのDVを受けていた母の姿を幼い頃から見て聞いてきました。約20年前に臨床心理士の方に会うまで、全くに近い位、自信がありませんでした。今その方のおかげで、大分自分を大切にできるようになりましたが、あの言葉と光景は、未だに忘れられません。
体験談
えみた
40代 女性
2023年7月11日
私は両親が共働きの正社員で、亡くなった祖母に育てられました。昔気質で、女は学校行かなくてもいいとか、女だからお手伝いしろとか、命令されて育ちました。小学校から、対人関係上手く築けず、生きる事に苦労してきました。
体験談
カメ子
60代 女性
2023年7月11日
現在 61歳女性 いまだに親、親族からの言葉に鬱になりそうになる。
もともと、男の子が欲しくて生まれてきた子。出てきた子が女の子で生まれたときから残念な子。
ほどほどの歳になると 親の思うように行動しない自分には、◯◯家の出来損ないと言われ、玄関からの出入りを禁じされる
出入りは、物置 裏口から!
25歳の時、姉が他界。祖母。親族から、お前が死ねば良かった。なぜ◯◯が生きてるんだ!◯◯が死ねば良かった!と
親も姉の突然の死で、ショックだったのか、反論することもなく。葬儀が行われた
出来損ないは、死ね と、言われたまま
現在、父は他界し、90歳を過ぎた母を介護をしている。母に(生んでくれてありがとう)って気持ちになれない。生まれてこなければ良かったのかな と今でも思う。
同じ墓に入る予定はない。死んでからも親の支配下にいたくない。
そんな自分が嫌になる。
言葉は一生、つきまとう と思う
感想
ぷろとん
50代 女性
2023年7月11日
今更な話です。親もその時は辛かったんでしょうけど、子どもはそれ以上に逃げ場がありませんから。親と同じ過ちを繰り返さない為に、結婚しないし子も持たない。自分の代で家を潰すのが、最大の親孝行だと思って今を生きています。幸せです。
体験談
モコモコ
60代 女性
2023年7月11日
幼少期から、私は実母から否定する言葉を投げかけられ、生活は常に干渉され続けました。ずっと自分には価値がないと思い、生きづらさを抱えて生きてきました。6年程前にようやく社交不安障害と分かりました。10代から患っていたようで、今も通院しています。言葉は人を支配し心を殺します。今も自分に自信がなく自分が嫌いです。
感想
クロちゃん
60代 女性
2023年7月11日
還暦を迎えた者です。
一人っ子だったり、夜尿症だったりして
中学生まで母親から
体罰や言葉の暴力を受けてきました。
おねしょをしたことで、冬の寒い夜
下着だけで外に出されたこともあります。
父親はただ黙っているだけでした。

そんな私が親になり、
私が受けてきた事まではしないにせよ
息子との関係は今ひとつでした。
言葉の暴力や手も出ました。

やられた事を
また繰り返してしまう。
息子は大学を中退して、
一時期、精神科にも通いました。

現在、息子との関係は
パーフェクトではありませんが、
距離感を大切にしながら日々を過ごしております。

もっとこの番組を早く観ていたら…
と言っても、息子33ですからね
(苦笑)
とてもためになりました。
将来を担う子供たちに
明るい未来が開けることを
祈ってやみません。
体験談
Kame
60代 女性
2023年7月11日
高齢者と言われる年齢になっているにもかかわらず 親からの無視、心を傷つけられた言葉、情景、叩かれた事等を鮮明に思い出す事があります。学校にも家にも居場所のない自分に自信がなく、死ねたらいいと思っていました。我慢強い人間にはなれたが、普通にほどほどに育っていたら人生は随分と違っていたかもしれません。
子供を持って、自分の二の舞にはならなように理解と愛情は表現しています。
是非 同様の状況の人、子供には手を差し伸べて頂けたらと思います
感想
50代 女性
2023年7月11日
私は小学生の時に親に自分の出生時の父の様子を聞いた時に『また女か。雑巾かぶせとけ』と言っていたと、母に聞きました。
その言葉は未だに昇華させることができず。未だに傷として残っています。
姉からは『お前は橋の下の子供だ。』と
常に否定され、その態度は今も続いています。
父の態度をみた姉は私を
攻撃してよい対象だとみなしたのでしょう。母は、自分の意思のない人で
本当の意味で私を守ることは
ありませんでした。
私は長年、心の傷を見せないように
その家族の前で笑って生きてきました。
今は、それに耐えた自分を
自分で認めてあげることに
自問自答を繰り返す日々です。
私は、もう大人ですが、自分の経験を
振り返り、今、このような研究や
対処の仕方を啓蒙する番組が
組まれ、私のような傷を受ける子供が
少なくなる取り組みがされることは
大変喜ばしく、希望を感じました。
有り難うございました。
感想
晴れた空
女性
2023年7月11日
平たい意見で申し訳ありません。
母親は必死に子育てをしています。
成人した我が子がこういった番組を見て自分を振り返りどう思うのかも懸念します。
完璧な子育てなどありません。わかっているならこういった琴線に触れる話題は避けて欲しいです。
人それぞれ、着地のない子育てにを良し悪しつける番組は心が痛みます。
感想
ぽんちゃん
40代 女性
2023年7月11日
親として耳が痛いです。子育てを振り返りました。番組をたまたま高校生の息子と見ましたが、過去に門限を破った時にきつく叱ったことが何度かありました。どこまでが過保護・過干渉なのかは親子でも意見が違いました。中学生の一時期不登校になったとき、保護者として子供に適切な対応をしてこなかったからかとか、自信をつけさせてあげられなかった後悔や、無気力な姿を見て夫婦の接し方を反省しました。高校生になった現在も思春期真っ只中なので、番組で言っていた16歳から最も言葉の影響を受けやすいというのを心に留めてこれからも接し方を気をつけていきたいと思いました。
体験談
バルママ
30代 女性
2023年7月11日
3歳の時、母に「 私はなんで生まれたの?」と聞いたら母は「そんなの知らない」吐き捨てるように答えました。大人になってから、父が他所に女の人を作っていたことを知って、母の言葉は仕方ないことだったと許せました。それでも、3歳の私にとっては衝撃的で「不必要な自分は、必要とされる役に立つ子供でなければならない」という強迫観念と無力感から乖離性障害に苦しみ、40歳を目前にようやく克服できました。親の言葉は良くも悪くも、誰の言葉より心に残るものです。
体験談
みこ
30代 女性
2023年7月11日
私は6人兄弟の1番上で「お姉ちゃんなんだから...」「産まなきゃ良かった」「○○ちゃんのお家の子になればいい」「出ていきなさい」と言われ外に出される。など両親から20歳まで言われ続け、もうすぐ30代後半ですが、他人を心から信頼することが難しく、パートナーも欲しいという気持ちと裏腹に信じられないという気持ちとで、パートナーはいません。やはり子どもの時の家族環境は大事ですね。私のような思いをする子ども達が少しでも減りますように願います。
質問
達也
50代 男性
2023年7月11日
50才台の公務員で、鬱病で休職中です。
私は16歳の高校1年生の時に同級生からイジメを受け中退しました。一般企業に就職後も過度なストレスで2度退職しています。公務員になってから落ち着いていましたが、40歳くらいの時に同僚から死ねとハラスメントを受け、数年後に体調を崩し、鬱病を発症して自殺未遂までしました。
TVでは親子関係での事例ですが、私の様な同級生や同僚からのイジメによっても、この様な脳機能の障害が発生するのでしょうか?
今、何故鬱病になったかを見つめ直している最中に、この番組を見て私もそうなのでは?と思いコメントしました。
感想
40代 女性
2023年7月11日
我の強い長男をうまく受け止められず、
イライラをそのまま言葉で投げつけていました
死ね、など日常に使っていました
問題であることも頭では理解していましたが、ワンオペ(当時はそういう言葉もありませんでした)、仕事のプレッシャー
諸々大人の事情により
子供を受け止められる余裕がありませんでした
知りたいことは、子供を怒らない方法ではなく
受け止められない親のフォローがどこで行われるからです
ただ、渦中にいる親は疲弊し切ってそこに辿りつけないこともあります
体験談
左三階松
50代 男性
2023年7月11日
中学3年の春、学校の成績が大幅に下がりました。その時の担任に「お前が〇〇学校に進学してくれないと私が困る」と言われて、その一言で進学をやめたくなりました。親からも「高校だけは出てくれ」と説得されて、いやいや進学しましたが、高校での学業は放棄してしまい、その後の進路は苦労しました
体験談
きょろ
50代 女性
2023年7月11日
人見知りの私は、回りのことが気になり自発的な言動行動が出来にくくおどおどしていた。そんなとき両親から[回りを気にして自分をよく見せようとばかりしている。だから勉強にも集中できない]なぜ、いつも叱られるのか、叱られるような事ばかりしてるのかな?と、なやんだ。それか現在も仕事、コミニュケーションに影響をあたえている。
体験談
さな
60代 女性
2023年7月11日
還暦になっても両親の言葉が甦ることがあります。もう昔の事だからと自分に言い聞かせますが、胸にストレス玉のようなものが込み上げてきて苦しいことがあります。
番組を見て、自分が抱えているモヤモヤの原因の一つがわかったような気がしました。
感想
ふじつぼ
60代 女性
2023年7月11日
統計上、心理的虐待が増えているとのことですが、それは訴えやすい世の中になったからだと思います。私もそうでしたが、昔の方がもっとひどかったですよ。虐待と気づいたのは、ここ10年位です。最近の親の方が色々情報を得ていて、気をつけている人が多いと思います。
体験談
オキ
20代 女性
2023年7月11日
殴られたり叩かれたりはありませんが、少しでも親の意に介さないことを述べてしまうと「お前は俺の娘じゃない」「お前といると気が狂いそうだ」とどなられ部屋に閉じ込もられていました。ドア越しに泣いて喚いても許して貰えず、リビングにいる時間がいつ親が来るのかとビクビクして過ごしていたので苦痛でした。私が自傷をし家出を一度して以降怒鳴られる回数は減りましたがら今も私が自傷したことやリビングに行けないこと、家出を「卑怯者」と罵られます。殴ってくれた方が訴えられるのに、もしくは私が死ねばいいのにと思いちながら中高を過ごし、大学生の今も親の元で怖がりながら生きています。

悪い言葉は刃物です。
人生を壊します。
絶対にだめです。
体験談
つや
40代 女性
2023年7月11日
子供と一緒に見るのは気まずいくらい、突き刺さりました。まさに毎日ひどい言葉をかけています。そういうきっかけがあるからと言えば言い訳ですが、ひどい自分です。

いらいら怒鳴る一方で、雨の日の登校は濡れないか、学校についてびしょびしょで困らないか気になります。怒った後でもご飯もお弁当もちゃんと作ります。こういう自分も変だなと感じます。

番組で研究された事を常に頭におき、子供を否定するような言葉や傷つく言葉に気をつけ
関わり方を見直したいと思います。
感想
John
60代 男性
2023年7月11日
これこそ自分が体験して来た事だと実感します。この様な事は昔は親も学校の教師も当たり前の様にやっていました。その結果今の歪んだ日本社会が形成されて行った訳です。今この様な研究によって、親や教育者への教育と監視が徹底され、真の意味で子供を守れる社会が築かれてこそ、今後の少子化対策と切り離せない極めて重要な事と思います。
体験談
しゅうめい
50代 男性
2023年7月11日
問題は、親が子どもを作ろうとする目的がなかったり、自分の欲求を満たすためだからだと考えています。
父親から子どもは嫌いだと言われ、バカ扱いをされてきました。
父親も、その親から言葉の暴力を受けてきたようです。世間体を気にしていたり、親から子どもを作れと言われ、逆らえなかったのでしょう。
体験談
さとう
20代 女性
2023年7月11日
私も幼少期言葉の暴力に合い、不安障害、パニック障害、鬱病などをもっており、今でも小さい頃に言われた言葉が脳を反数します。母からは「あなたなんか生まれて来なければ良かったのに。あなたは悪魔なんだ。」と幼稚園時代に言われ、「妹は天使なんだ。」と言われ、何かあると叩かれ、外に放置され自宅に入れなくされて。

親が離婚してからは、「離婚はあなたのせい」と言われ、今になっては違うと分かるが当時は辛く、

親の再婚相手と親が付き合って居る時は性的虐待に合い、親には言えず親元を出るしかなく、まだ親には言えてない状態。「あなたは戻ってくると思ってたのに。」と母に言われるも、理由が言えず。実家に戻ると亭主関白な再婚相手を怒らす私が悪い。と怒られ、更に帰りたくなくなるが、帰らないと。とも思い…。

でも毎回、実家に帰ったり妹に会うとその後1-2週間ほど体調不良になって情緒不安定になります。
悩み
おかしょう
40代 男性
2023年7月11日
子供と喧嘩した時に家から「出て行け」と何年か前に言ってしまったことを数年経った今でもそう言われたことを思い出すと言ってきます。そんなことは無いと謝った方がいいのかな?悩んでます。
感想
チロル
70歳以上 女性
2023年7月11日
孫がそろそろ高校受験
今度の人生を左右する大事な時期、親もオジイも色々アドバイスしているが本当の意味でのアドバイスなのか
言葉とは本当に選ばれてないと難しいですね
体験談
さっちゃん
30代 女性
2023年7月11日
私は長子です。年子で弟妹がいます。
子供の頃から母との関わりが少なく、母の両手には弟妹がいつもいて祖父母が近くにいてくれたけど寂しい思いをしながら大人になりました。

思春期前から私だけ殴りて育ちました。
弟妹とも比べられ、弟妹も私をバカにするようになりました。思春期は荒れ、殴られ続けました。
私の存在は邪魔で家族旅行にも何度も置いていかれました。

30半ばになり子供も二人います。
今でも思い出すと苦しいです。
提言
Ken-T
70歳以上 男性
2023年7月11日
子供だけでなく大人でも会社、サークルなど一言が忘れられない事がある。
体験談
sarahgene
40代 女性
2023年7月11日
中学2年の子供が、昨年学校で立てない歩けない状態となり入院しました。中学での全ての記憶もなくなり、様々な検査をしてもらいましたが、身体は健康である事が判明。児童精神科にかかる中で、教員からの叱責や暴言が原因の一端である事がわかりました。主治医のご判断で、その教員の授業はドクターストップとなり、現在は元気に学校に通う事ができています。親だけでなく、子供に関わる全ての大人が「言葉のリスク」についてしっかり考え、即行動に移す必要があると感じます。
体験談
やすかず
50代 女性
2023年7月11日
還暦近くなった今でも、小中高大成人とそれぞれの時期に母から投げつけられた言葉の数々が頭を巡り続けます。難局に対した時はより鮮やかに。精神科は40代から通い続けています。自傷行為もありました。自己肯定感が低く、社会的な存在として生きる自信を積み上げようとしては、母の言葉の記憶がそれを崩し去る。シシュポスの岩です。息をつける場は死後にしか現れないと、現実に希望を見出せないまま生きています。
体験談
うしさん
30代 女性
2023年7月11日
お前なんか産まなきゃよかった、なんで産まれて来たんだ…など、散々、言われてきました。もっと早くにこうしたことの発見や研究をしていただきたかったというのが、正直なところです。
でもこうした記事は、ある種、救われた気持ちにもなりました。ありがとうございます。
体験談
はなこ
50代 女性
2023年7月11日
私も親から言葉の暴力を受けました。人間関係が苦手で、40代半ばで鬱病を発症し、現在も加療中です。このように、実際に精神疾患に至ってしまった者は、どうしたら良いのか、教えてほしいです。
体験談
おっけい?
50代 男性
2023年7月11日
実は昨日の夕食中に私が言うべきか迷いながら息子16歳に言った言葉が原因で彼は家を飛び出して友達の家に行って戻ってきたのは日付が変わるころでした。あと一日放送が早かったら、というのは冗談ですが、ここまで親が子供の場所まで下りていくことが必要なのか、と親子喧嘩の度に思わざるをえません。家には非協力的で、母親が学校への持ち物の準備までしないと動けない、遊ぶことにしか頭にないのに、、、まあ私も自分の事しか金を使わず、自分の父親とも未だにけんか腰の口調でしか話できないので、うちの家では仕方のないことなのかと、良好な親子関係が結べないのも仕方がない、とあきらめています。(妻には父親の記憶として”怒られた事しか残らない”けど良いの?と聞かれたときに起こってばっかりの父親が居てもいいんちゃう!?と返事しました。もう疲れたし、今朝も息子は出かける前に私を睨んで無言で出ていきました。
提言
杜ママ
50代 女性
2023年7月11日
親の言葉で傷付く子ども、その背景には親自身が言葉で傷付いた経験があり、また、その親も苦しんでいることを忘れてはならない。学校の教員は、子どものトラブルの責任は親にあると思っているようだが、学校でも教員による言葉の暴力は治まらない。親自身も生活の中で育てにくい子どもを持った親の心情に寄り添うことも重要だと考える。親に受けた言葉の傷を教員が受け止め導くことは教育者としてすべきこと。管理職だけでは心許ないのが実情。SC等学校に関われる専門職が現在の役割の幅を広げていくことも救いの手だてになると考えている。
提言
めいりん
50代 女性
2023年7月11日
きょうだいと比較され続け、17歳の時に母から認めてもらえなかったと感じた一言がその後のトラウマとなりました。

番組中、良い関わりの例として「良いことをしたら褒める」とされていましたが、そのような関わりでは、子どもは褒められるのが良いこと=褒められない自分には価値がないという思考になると思います。
良いことをしても悪いことをしても、まずは「どんなあなたでも大好きだよ」と、存在そのものを認める声かけや関わりが大切なのではないかと思いました。

教育者がこれまでの褒める教育の弊害に気付き、発信していく必要があると考えます。
感想
りんりん
50代 女性
2023年7月11日
ずっとなぜ自分はうつ病がいつまでも治らないのだろう?こんなに頑張ってセルフケアもしている。でも自分は結局ストレスを受ける器が小さいのか…と悩みました。それをそうではない!と証明でもするかのように結構ストレスフルな場面、仕事にわざわざ就いたりしていました。今日の番組で幼児の頃から父母、また他の大人から信仰している教えを数数えられないほと脅され酷く傷付けられた事について考えました。ああ、脳にダメージを受けているならば仕方がありません。ダメージを受けながらも私が生き延びられるように他の部分の力を発揮して頑張ってくれている私の脳に感謝しながらわざといじめるような事はしなくても良いかな…。なんだか踏ん切りがついた気持ちになりました。ありがとうございました。
感想
コスミック
60代 女性
2023年7月11日
2歳違いの3人の子育てをしました。第二子妊娠中に長男にひどい言葉を掛け夜長男の寝顔を見ながら謝ることを繰り返していたことがその頃の日記にありました。番組の中で言葉を発した人を責めず背景を解決することが大切との話がありました。今思えばその頃の自分の切実な願いは5時間眠ることと骨のある焼き魚を食べることでした。保育士をしていますがお母さんたちから手を上げてしまうといった辛さを打ち明けられることもあります。そんな悩みに寄り添いできるだけ支えになれればと思うと同時にもっともっと勤務時間の短縮や子育てを楽しめる時間的、金銭的な余裕を持てる政策を実現してほしいと痛感します。
体験談
60代 女性
2023年7月11日
特集をとても興味深く拝見いたしました。
私は長男を愛することができず、言葉の暴力も身体的な暴力も行ってきました。いなくなればいい、と言うのはもちろん、叩いて鼻血を出してしまったこともあります。
一緒に住みたくないとまで思っていたので、中学を卒業すると寮に入れて遠くの専門学校へ進学させました。
そこで彼は同級生や上級生とうまく関係を築くことができずいじめに遭い、やがて退学して戻って来ました。
その頃から統合失調症と判断され、30歳を過ぎた今精神障害者一級と診断されて入院を続けています。
後悔や自分を責める気持ちが収まることはありません。
大きな罪を背負ってしまったと思っています。

私や息子と同じ轍を踏む方がいないようにと心から祈るばかりです。
体験談
キャンドル
40代 女性
2023年7月11日
私は41歳になった今でも、幼少の時に毒親から言われ続けた「産まなきゃよかった」の呪縛に今もなお悩まされています。
大人になった今でも苦しい思いをしています。
感想
まさとら
40代 男性
2023年7月11日
強い言葉…
私はもう40代ですが、親からの強いことばはいつまでも消えないですね。
そして、それは自分の子供達へも口をついて出てしまう…感情的になると、まずその言葉が浮かんでしまう…
吐き出された言葉はそうやって段々と強さを増していくんではないかと思い、怖くなる事があります。
言葉の虐待もこうやって連鎖していくんだと思います。
体験談
ぷんすか
60代 男性
2023年7月11日
昔から有ります。私は被害者である。60歳を超えてもまだ親にイラついています。
いつでも謝ってもらいたいんです、気持ち的には一生 ごめんねと言って欲しいんです。少しずつ和らぎます。若者ばかりではありません
体験談
杜ママ
50代 女性
2023年7月11日
スクールカウンセラーをしています。
学校現場、特に小学校の教員の言葉の暴力は酷いものです。何とかして欲しい。