心不全のサイン?症状と検査「息切れ、睡眠中の咳、むくみ」に注意

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急死につながる危険性もある「心不全」。夜寝ると咳(せき)が出るなど、少し意外な症状がサインとなることもあります。どのような症状が起きるのか、進行度に応じたサインを知り、気になる場合は医療機関を受診しましょう。主なサインとなる症状と、心不全の検査についてまとめました。

心不全のサインとなる症状

心不全のサイン

<心不全の主なサイン>

  • 階段を上るのがつらくなってきた
  • 夜、寝るとせきが出る
  • 夜、寝苦しくなって目が覚める
  • 横になると息苦しくて、起きていると少し楽になる
  • 足や顔のむくみが強くなってきた

心不全の初期には、階段や坂道を上ったり、重いものを持ったりすると息切れが激しくなります。心不全が進行すると、仰向けに寝ると咳が続いたり、突然、息苦しくなって目が覚めたりするようになります。起き上がっても回復するまでには、しばらく時間がかかります。

さらに症状が進むと、横になると息苦しくなり、体を起こすと少し楽になります。これは全身から心臓に血液が戻りにくくなる「うっ血」によって起こる症状です。血のめぐりが悪くなると、顔や足がむくみます。さらには腸や胃にもむくみが出て、食後におなかが張る、食欲が落ちるといった症状が出ます。こうしたサインがあったら、循環器内科を受診します。

息切れがある場合は呼吸器内科、むくみがある場合は腎臓内科を受診しましょう。

心不全の検査

心不全の検査

心不全の診断のために行われる主な検査は次の4つです。

胸部X線検査

心臓の形や大きさ、肺の状態などを調べます。

心電図検査

心臓の筋肉の厚さや心臓の異常の有無などを調べます。

心臓超音波検査(心エコー)

心臓の拡張と収縮の状態を調べます。

血液検査

心不全の重症度を表すB型ナトリウム利尿ペプチド「BNP」あるいは「NT-proBNP」を測定します。

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