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【出演者インタビュー】広瀬アリスさん「義足であのスピードかと思うと、本当にすごいです!」

2016年05月16日(月)

20160524_h.jpg5月24日放送(5月31日再放送)
2016 リオパラリンピック
第10回 陸上 山本 篤



――今回は「左右非対称」な独自の走りを武器に世界と渡り合ってきた義足の陸上選手・山本 篤選手。“メダルに最も近い日本人”の短距離レースを生で観戦してみて、どうでしたか?

 

本当に間近で見させてもらったんですが、テレビで見るのとは比べ物にならないくらい迫力がありました!山本選手はスタートから5メートルくらいでもうぶっちぎりだったんです。今回、スタジオで義足をはかせていただいて、もうバランスをとることすらままならない感じだったんですけど、それであのスピードかと思うと、ただただすごいなって思います。あのスピードになるまでにいろいろと試行錯誤をして、今も模索していると話していましたけど、そうやって独自の走りを追求するというのはすごいと思いました。


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20160524_h2.jpg――スタジオでは新たな試みとして、山本選手が幅跳びしている瞬間をVR(※)で体感してもらいましたが、いかがでしたか?

 

すごく新鮮でした!選手の目線になると、スピード感とか、飛ぶ瞬間の目線の高さとか、こんなふうに見えているんだとわかるので、とても楽しかったです!

 

※VR…バーチャル・リアリティ。ヘッドマウントディスプレイを通して、360度、自由自在に見たい方向に操作することができる映像を見ることで、あたかも実際にその場にいるように感じられるシステム。

 

――今回でリオパラリンピック第10回目になりましたが、最初の収録と比べてパラリンピアンの印象や競技の魅力というのは変わってきましたか。

 

そうですね。毎回人間の可能性というのをすごく感じていて、みなさん障害を持ってはいますが、一流のスポーツ選手なので、見えないとか、動かないとか、そういうことをハンデと思っていないんですよ。当然ですけど、私より早く走りますし、泳ぎますし、ひとりのアスリートとして本当に尊敬します。回を重ねるごとに一層そう思います。

 

――司会にも慣れてきましたか?

 

最初は相当緊張していました(笑) 今も緊張はしますけど、選手のお話を聞いているうちに「こういうことを聞きたいな」というのが言葉として出てくるようになりました。しかも、いろいろと体験させていただけて、楽しいです。今回は義足をはかせてもらって、しかもそれを選手本人に聞けるというなかなかない機会をいただけて、本当に貴重な体験になりました。私は本当に何も知らないところからスタートしているので、素直に思ったことをこれからも聞いていけたらなと思います。

 

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コメント

義足の部品にある「挑戦」の刻印から山本選手の競技に対する思いが伝わってきました!
自分への挑戦ですね。
自己ベストの更新=世界記録の更新とか次元が凄過ぎます!
山本選手のリオでの活躍期待してます!
広瀬アリスちゃんお疲れ様でした!
10回目の放送が終わって、誰かのまねではなくMCとして独自のスタイルを確立しつつあるように感じます。
これからの収録も頑張ってね!

投稿:キバ 2016年05月24日(火曜日) 23時55分