――スタジオでは、藤田選手の“ストイックさ”がすごいと話していましたね。

本当に気持ちが熱かったです。そのストイックさが藤田選手の魅力でもありますし、だからこそ結果がついてくると思うので、私もその姿勢を学びたいです。試合前はとても集中していて、ちょっと怖そうな印象を持った方もいるかもしれませんが、全然そんなことはなくて、今日も打ち合わせのときからすごく優しい雰囲気で、やっぱりオンとオフのスイッチがあるんだろうなと思います。競技のときは集中して、自分の世界に入るという感じですね。

――競技用の義足も見せてもらいましたが、どうでしたか。

すごく軽くて、硬くて、丈夫そうでした。あれが足とどうやってドッキングするのか、試合を見るのがすごく楽しみです。義足は足でもあり、マシンでもあるというふうにおっしゃっていて、自分に合うように改良を重ねている姿が印象的でした。

――「2016 リオパラリンピック」シリーズは今回で6回目になりますが、プロアスリートと話してみてどうですか。

楽しいですね！スポーツに対する姿勢とか思いというのは、障害のあるなしは関係なくて、ひとりのスポーツ選手として競技と向き合っていたり、自分と向き合ったりしています。もっともっとそれぞれの競技の知名度を上げて、日本全体を熱くしたいなと思います！