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【出演者インタビュー】風見しんごさん「"ボランティア"のサポートをどうやって多くの人に認めてもらうか」

2014年05月01日(木)

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5月7日放送(5月14日再放送)
シリーズ どうなる?私の介護保険
第2回 引き出せるか?“地域の力”
ご出演の風見しんごさんにメッセージをいただきました。

 

《風見しんごさんプロフィール》

タレント・俳優。脳梗塞で倒れた母親と認知症の父親を介護した経験がある。

 

 

 

 

――第二回目は、国が介護(※主に「生活支援」の分野について)の
新たな担い手として期待している
NPOのボランティアなどの
“地域の力”について見ていきました。感想を教えて下さい。

最初は「“ボランティアをする方”も、“介護を受ける方”も、お互いにいいことだ」
と思ったんですけど、取材をしたVTRや先生方のお話を聞くと、
「一概にそうも言えないんだな」というのがよく分かりました。
私の経験で言っても、介護ということであれ、
知らない人が家に入ってくるとなると認知症の父は警戒心を持ちましたし、
不安にもなったと思うんですよ。
そのことを思い出すと、“ボランティア”というのは人も入れ替わり立ち代わりですから、
頼む側も逆に腰が引けてしまうかもしれませんよね。
改めて難しい問題だなということを感じました。

 

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【出演者インタビュー】風見しんごさん「一番不安だったのは、『要支援』になったとき」

2014年05月01日(木)

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5月6日放送(5月13日再放送)
シリーズ どうなる?僕の介護保険
第1回 サービスが使えない?
―制度改正の波紋―
ご出演の風見しんごさんにメッセージをいただきました。

 

《風見しんごさんプロフィール》

タレント・俳優。脳梗塞で倒れた母親と認知症の父親を介護した経験がある。

 

 

 

――国は今年6月に介護保険制度の大幅な見直しを盛り込んだ法案
(『地域医療・介護総合確保推進法案』)を成立させる予定です。
今回はそれが現場に与える影響などを見ていきましたが、
どのような感想を持ちましたか。

僕が母の介護をしているときはまだ『介護保険制度』がなかったんですよ。
それから時代が経って、最近よく耳にするようにはりましたが、
内容はすごく分かりづらいんですよね。
そして今回またその制度が変わるということで、
番組のVTRで“現場への影響”などを見てみると、
なんだかより複雑になっていくような感じがしました。
もちろん「財源」のことやいろいろと難しい問題もあるんでしょうけども、
やはりそこをどうにかしていただきたいというのが、
“介護を経験した家族”としての感想ですね。

 

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【出演者インタビュー】服部万里子さん「今回の制度改正は、多くの人に不安を与えているのでは」

2014年05月01日(木)

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5月6日放送(5月13日再放送)
シリーズ どうなる?私の介護保険
第1回 サービスが使えない!?
―制度改正の波紋―
ご出演の服部万里子さんにメッセージをいただきました。

 

《服部万里子さんプロフィール》

NPO渋谷介護サポートセンター・事務局長。ケアマネージャーとして現場で働きながら、介護保険制度に様々な提言を行っている。

 

 

――国は今年6月に介護保険制度の大幅な見直しを盛り込んだ法案
地域における医療及び介護の総合的な確保を推進するための
関係法律の整備等に関する法律案』
)を成立させる予定です。
今回はそれが“現場”に与える影響などを見ていきましたが、
どのような感想を持ちましたか。

介護保険制度の改正はいま国会で論議になっていますが、
多くの人は「具体的な内容がわからない」と思うので、
今回特集を組んでいただいて非常によかったと思います。
実際に利用されている方の声や、ご家族の声を聞いていただけたので、
マスメディアとしての役割も果たせたんじゃないかと思いますね。

 

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【収録記】「未来ある介護のかたちって?」

2014年04月28日(月)

ハートネットTV、WEBライターです。
今回のテーマは、「どうなる?私の介護保険」。
親も自分も年を取るし、「知っておかなくては」とたまに思う介護保険。
しかし、今現在介護に直面していないので、つい面倒臭さが先に立つ・・・
個人的に、後回しにしてきたテーマを知る機会に感謝!と思って収録に参加しました。
 

◆第1回 サービスが使えない? ―制度改正の波紋―

番組では2000年にスタートした介護保険制度の大幅な見直しに注目します。
なぜ、大幅に見直すのか?
団塊の世代が後期高齢者となる2025年には、高齢者の数が3600万人にもなると予測されています。限られた財源で、高齢者を支えていくため、

 ◎介護保険を“より重度の人向け”のサービスに転換させていくことを目指しています
 ◎“比較的、軽度な人向け(要支援者)”のサービスを、国が全国一律の内容を保障してきた制度から、市町村が地域の実情に合わせてサービスの内容や基準を変えられる「地域支援事業」へと移行し、サービスの効率化を図ろうとしています
※この「地域支援事業」は、あくまでも介護保険制度内で行われます。「要支援者」のためのサービスが、介護保険から外される訳ではありませんのでご注意下さい。難しいですね…。


これが実際の利用者にどういう影響を与えるのでしょうか?

都内在住のある女性は交通事故で大けがをし、後遺症に苦しみながらも介護保険制度を利用して週2回介護ヘルパーに来てもらい、自宅で暮らしています。このヘルパーさんは、女性が自力で出来ない布団干しや掃除等を行いますが、女性の体調を見ながら、「その日、できること」は自分でやってもらっています。

20140428_kaigo001.jpgのサムネイル画像
ヘルパーの女性と一緒に。