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【出演者インタビュー】久保純子さん「ひとりで頑張りすぎないことが大切」

2014年05月28日(水)

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5月28日放送(6月4日再放送)
WEB連動企画 どうなる?私の介護保険 反響編
ご出演の久保純子さんにメッセージをいただきました。

 

《久保純子さんプロフィール》

元NHKアナウンサー。2011年~2013年夫の転勤に伴って渡米し、8月に帰国。現在、モンテッソーリ幼児教育の教員免許を取得中。二児の母(長女と次女)。

 

 

――番組では介護保険制度の見直しのポイントや課題を紹介しました。久保さんはまだ介護の経験はないそうですが、どのような感想を持ちましたか。

介護というのはきっと誰にも訪れることなので、番組でしっかりと知識を蓄えることができて、これから数年先に起こるであろう介護に対する心構えができました。どんなことが問題で、何を変えなくてはいけないのかという問題意識を持てたことが大きかったと思います。何も知らずにそのまま介護の現場に直面したら戸惑うことも多かったと思うので、改めて「知る」ことは大切だと感じました。

 

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――今回の制度改正の“難しさ”はどのようなところに感じましたか。

制度の見直しというのは必ずしもポジティブなことではなく、マイナス面もあるというところですね。例えば介護サービスがすべて自治体に委ねられた場合、全国に1700ある自治体はどう対応するのか、その時に地域格差は生まれないのかなど、いろんな不安を感じました。

結城先生はあと4~5年経てば影響がでてくると話していましたが、その時にどう対応するのかということをもっと勉強していきたいと思います。

 

――介護疲れで退職を余儀なくされるというのは子育てにも通じるのではないでしょうか。

通じますね。子育ても休みはありませんから、不眠になり、怒るべきところではないことにイライラしてしまうというのはありました。その時にママ友だちの言葉だったり、保育園の集まりで悩みを共有して助け合っていこうと思うだけで、すごく楽になれるんですよ。

それは介護も同じなのかなと思いますし、ひとりで頑張りすぎないように地域や社会とつながっていくことが大切なのかと感じました。

 

――介護とどう向き合っていこうと考えましたか。

本当に他人事ではないと思いますので、その時が来るのを待つのではなく、心と意識と知識の準備を今から心がけたいと思います。

 

 

◆2014年5月28日(水)夜8時 (再放送:6月4日(水)午後1時5分)
WEB連動企画 どうなる?私の介護保険 反響編
 

◆5月特集<どうなる?わたしの介護保険>

本放送:夜8時00分~8時29分
再放送:午後1時5分~1時34分

第1回 サービスが使えない!? ―制度改正の波紋―
2014年5月 6日(火) 再放送5月13日(火)

第2回 引き出せるか?“地域の力”
2014年5月 7日(水) 再放送5月14日(水)

第3回 “地域包括ケアシステム”って何? 
2014年5月 8日(木) 再放送5月15日(木)

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