【ディレクターレポート】ソチ取材:3月11日~12日
2014年03月12日(水)
- 投稿者:番組ディレクター
- カテゴリ:ソチ パラリンピック 2014
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ソチ・パラリンピック担当ディレクターKです。
ソチ、悪天候が続いています・・・取材記をお伝えします。
◆3月11日(大会5日目)
写真左:3月11日、朝7時のローザフートル(山側)。朝なのにこんなに真っ暗です。
ここからメディア用バスにのって競技会場に向かいます。
朝から冷たい雨、嫌な予感がしていました。
写真右:同じく朝7時。持って行った折りたたみ傘が大活躍しています。
この日は早朝からバイアスロン会場へ。
ハートネットTVで取材した久保恒造選手と出来島桃子選手の
バイアスロン・ミドルのレースを見に行きました。
久保選手のレースは、観客席とコース脇でご家族と観戦。
お子さんたちも、地元から来た応援団とともに、
雨と寒さで手がかじかむ中一生懸命応援していました。
雪のコンディションが悪く転倒もあり、
6位という結果にとても悔しそうな表情を見せていました。
ちなみに金メダルはこの日もロマン選手。
レースを見ていていても、本当に他を寄せ付けない強さを感じるし、
海外のメディアの方々も「彼は本当にspecialだ」と口をそろえます。
朝、バスから降りて会場にくる選手たちを見ていますが、
中でもロマン選手の表情はいつもキリッと引き締まってみえ
近寄りがたい雰囲気をいつも醸し出しています。
全種目、制覇してしまうのか・・・
頑張れ、久保選手!
出来島選手も悪天候の中力強い走りを見せてくれましたが、
射撃で失敗があり惜しくも入賞を逃し9位でした。
普段はミスしても1発ぐらいという出来島選手。
バイアスロンのレースは14日のロングが最後なので
そこですべて出し切ってほしい!
霧で視界がわるく観客席からはほとんどレースが見えなくなるくらい
過酷な状況の中で、選手たちは立派に走りきりました。
大会も今日で折り返し。
十分に疲れをとって、後半のレースも頑張ってほしいです!
◆3月12日(大会6日目)
今日は企画を制作するために
久しぶりに里側にあるNHKの部屋に戻ってきました。
久しぶりに戻ってきた企画の編集で里側にあるNHKの部屋。
壁には、メダル獲得者の名前が順番に貼られています。
取材してきた選手の名前が並んでいるのを見ると、思わずにやにやしてしまいます。
山の会場では、
昨日の雨とはうってかわって、大雪が降っているようです。
選手たちは本当に戦いづらいだろうなと思います。
現場を離れると、競技の行方が気になって気になって仕方が無い!
ということで、作業をしながら、
送られてくる国際映像をみてみんなで応援、
レースの行方に一喜一憂しています。
特に阿部友里香選手や村岡桃佳選手、岩本啓吾選手、江野麻由子選手ら
10代の選手が出てくると、皆応援に力が入ります。
そうこうしているうちに、
ノルディックスキーロシア代表のロマン選手が
先ほどのクロスカントリースプリントで金メダルを獲得し
バイアスロン、クロスカントリーあわせて4種目制覇となりました・・・。
2位は19歳のグリゴリー選手。
ノルディックのロシア勢・・・強い・・・強すぎます・・・。
◆シリーズ ソチパラリンピック
ダイジェスト番組
大会期間中、競技の結果を毎日、30分のダイジェスト番組でお伝えします。
過去放送
(1)目指せ!“ぶっちぎりの速さ” ―アルペンスキー 狩野亮―
(2)攻めてつかめ!まだ見ぬ“金” ―アルペンスキー 鈴木猛史―
(3)究極の走りへ!最強ロシアに挑む ―ノルディックスキー 久保恒造―
(4)ただひたむきに 前へ ―ノルディックスキー 出来島桃子―
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