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"生きづらさ"を生き抜くヒント

2013年12月11日(水)

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99年、『日蝕』で芥川賞を受賞した作家の平野啓一郎さん。
最新作『空白を満たしなさい』で、
自殺に正面から向き合い、
人間関係の悩みや生きづらさの背景を整理
する
“分人主義”という考え方を提起しました。

平野さんは、10代から20代にかけて、
ある生きづらさを抱えていたと言います。
学校での人間関係に悩み
「自分の居場所はここではない」と感じる一方で、
部屋でひとり小説を読む全く違う自分もいる。

一体どちらが「本当の自分」なのだろうか、と。

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たったひとつの「本当の自分」がいるはずという
「個人主義」の考え方にとらわれると、
生きづらい自分を完全否定したくなる。
でも、自分がどんなにつらい状況にあっても、そうではない瞬間もある。

「学校でいじめられ絶望的な自分(分人)」もいるけど、
「家族と一緒にやすらいでいる自分(分人)」もいると思えれば、
死を選ぶところまで行かないのではないか。

人は「個人」ではなく「分人」の集合体であると考える“分人主義”。

平野さんのもとには、
「“分人主義”を知って生きるのが楽になった」
という声が多数寄せられていると言います。

私たちは、この“分人主義”が、
生きづらさを生き抜くヒントのひとつになるのではないかと考えました。


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☆☆☆そこで皆さんからの声を募集します☆☆☆
平野さんの提起する“分人主義”という考え方をどう思われますか。
皆さんの体験談をこちらのブログのコメント欄にお寄せください。

ブログのコメントに書きにくい・・・という方は、
メールフォームへ。
※シリーズ名「増える20代の自殺」
 テーマ「分人主義」を選んでください。


ご意見は番組を制作する際の参考にさせていただきます。

☆☆☆放送は終了いたしました☆☆☆

 

Eテレ・ハートネットTV
◆シリーズ 増える20代の自殺
本放送:夜8時00分~8時29分
再放送:午後1時5分~1時34分

<アンコール放送>
第1回 わたしたちが“死にたい”わけ

本放送2月24日(月)、再放送3月31日(月)

第2回 わたしたちが“生き抜く”ために
本放送2月25日(火)、再放送4月1日(火)

コメント

分人主義。そんな考え方があったんですね。

投稿:みるく 2014年03月20日(木曜日) 22時08分

文人主義は、救いのある状況の人には強力な救いになるでしょう。ですが、学校でも塾でも虐められ、家に帰っても兄弟と比較されいびられて、ネットでも存在を無視される。この場合、どこにいてもどういう自分であっても受け入れられないと思うようになり、絶望はより深くなると思います。

行き着く先は、うまくやれない自分を責め続け精神を病み、それに疲れて自死を選ぶか、加藤智大や宅間守のように自分を追い込んだ社会と刺し違えるか、の二択でしょう。犯罪に及ばなくても、引きこもりという名の立てこもりをする者も多いです。

そこで私が提唱するのは、受け身ではない積極的文人主義です。TPOに応じて見せたい自分を自分から見せていくのです。失敗したら、また違う方法を試せばいい。あなたがダメなんじゃなく、方法がまずかっただけなのだと思えるようになれば、しめたものです。

投稿:焔358 2014年02月17日(月曜日) 15時42分

「空白を満たしなさい」読みました。
分人という捉え方は普段意識していなくとも、
そういう振る舞いをしているものではないかと考えました。
分人という考え方が各々の生き方を楽にしてくれるのならと思います。
職場、家庭、友人と人間関係やコミュニケーションを図るのが不得手な私も含めた者はみんなと同じように接しなくてもいおんだ、自分らしくと肩の力が抜けて日々がちょっと楽しくなった気がします。小さな日々の幸せ。

投稿:つかさ 2014年01月26日(日曜日) 18時53分

もっと早くこの考え方に出会えてたらな、と思いました。
今は自分のことを考えるのも正直辛いです。こうなる前に自分自身と向き合う必要があったんだと仕事や身内に後々迷惑かけるからと思い止まってますが、それも少しの引っ掛かり程度で、自分が今後どうなるのか自分でも怖くなります。

投稿:橙 2014年01月18日(土曜日) 00時42分

自分が将来とりあえず仕事にしようかなと踏んだ分野でうまくいかないけど、好きなことをしてる時は充実している、と思うことよくあります。また対人関係でも、周りの人とうまく関わりがとれなくても、家族やごく僅かな友人と居られるだけでも、幸せだとも思います。いわゆる、分人主義でとらえていても「それは逃げてるのでは」と言葉なしに社会からの圧力を感じます。分人主義で物事を考えると、生きてようと思います、自殺はしなくなるかもしれません。しかし、目に見えない圧力つまり、私たちの前の世代の大人達の価値観から見た私たちへの批判におびえつつ暮らすのは変わりません。意志の強い人は、そこで自分はこうだと胸を張って入れるかもしれません。しかし、うまくいかない自分を自覚しているとそうも胸を張ることも出来無い人も少なくないと思います。私は、怯えることから逃げようとして無気力になる事が度々あります。そして、自分から死のうと思うことはありませんが、いつ死んでもいいやと思って生きています。

投稿:湯たんぽ 2014年01月17日(金曜日) 18時14分

いじめは自分の意思の弱さを反省するべき、早く大人の汚さに気づくこと。産んだくせに虐待したり育てないなど色んな大人がいて、色んな形で傷がついた子供もが絶対いる。そんな子こそいじめたりいじめられる。自分責めても逃げ道探しても結果的に無意味。虐待は特に大人の支配と戦う強さが必要。

投稿:どうせゆとり 2014年01月17日(金曜日) 03時36分

分人主義であることで、本当の生きづらさから脱することができるのでは、と考えています。
家庭と学校、家庭と職場など、一日の生活の中で全てが自分の居場所だと思えたことは人生で一度もありません。郷に入っては郷に従え、それぞれの環境に適応した人格でいることは人間らしいとも思っています。
心が安らぐ瞬間を大切にしていれば、生きづらいと感じる時間も短く感じます。

投稿:まみ 2014年01月15日(水曜日) 22時50分

その考え方に変える事で、楽になった・助かったという方が居るのは、とても良かったと思います。
後はどんな考え方であれ思想に名を付ける事で「主義」というものに囚われないことが大切だと思います。

投稿:黒 2014年01月11日(土曜日) 09時01分

若者が自殺する国なんて何れ滅びの道をたどるさ。
一部の人間が利益を独占し過ぎと思う。

投稿:ありふれ 2014年01月10日(金曜日) 23時52分

 初めまして。
こんばんは。
ハートネットワークのTwitterから参りました。

 私は分人主義と個人主義の合わせ技に賛成です。
賛成であると同時に、私は現在進行形で行なっております。
私は一度、表の自分と裏の自分は全く別の人物だと見做します(分人主義)。
それぞれに名前を付けます。
私は、本名以外に芸名(インターネット名)として「羽旨(はむね)まぼる」という名前を持っています。
裏の自分にこの「羽旨まぼる」という名前を付けてあげました。

 一度全く別々だと認めてしまって、その後で両者を糸で縫い合わせる様に、束ねる様にしています。
裏の自分、表の自分、裏の自分と表の自分を纏め上げる自分…。
この三つの意識体で、裏の自分や表の自分が暴走(他人を殺す・自分を殺す)する事を防いでいます。
表と裏の両者を束ねる意識体には、私は名前を付けていません。
きっとその両者を束ねる自分が「自分」なのだと思われます。

 私は始めっから「自分は1人」だと考える個人主義者ではありません。
そして、単に自分は実は複数人数いるとする分人主義者でもありません。
一度自分は2人居ると認めて、切り離してしまってから、その後で結び付けるという「分後個人主義」者です。

 何らかの参考に成りましたでしょうか。
もしも参考に成ったら嬉しいです。
具体性が無い抽象的な精神論で、申し訳有りません。

投稿:羽旨まぼる 2014年01月06日(月曜日) 21時57分

私も自殺未遂を繰り返し、身体には、消えない傷が未だにあります、。自殺を考える理由は、様々あるが、結果として、その理由を乗り越える叉は受け入れることができないと、自殺は、防げないと思う。
乗り越える、受け入れる材料として1つの提案として分人主義をとらえるのもいいかと思いますが、
結局分人主義で目の前の現実問題を乗り越えられる程強い力があるかといったら疑問です。

誰かの心の支えには、なるかもしれませんがそれで自殺を防げる程甘くないとおもいます。人の心は、簡単にいかないから

投稿:あきぽん太 2013年12月25日(水曜日) 21時48分

僕は母を自殺でなくしました。ちょうど一年前のことです。
仕事も自宅で自営業、義母と同居の二世帯、実家は遠く一年に一度帰れるかどうか、趣味という趣味もなく、定期的に連絡をとるような友人もいないという状況でした。
分人主義の考えを聞いて、おそらく母はあまりにも閉鎖的な生活を送っていたがため「分人」という考え方に至れないほど追いつめられてしまっていたのではないかと思います。

投稿:いっそ 2013年12月20日(金曜日) 20時17分

30代女性です。
場所や相手や環境によって自分を使い分けている自分がおかしいのかなと長らく思っていたのですが「分人主義」を読んで、またそれに反響が大きいという事を聞いて「こんな生き方でもいいのかな」と思えるようになりました。

私が中学生の頃、学校の教師との面談から帰った母が「あなたの面談はほんと困るわ~」と言っていたのを思い出しました。「困る」その理由は家での私と学校での私が180度真逆なためで、教師から褒められるたびに母はどう答えて良いのかわからないのだそうです。もともと活発な方ではなかったのですがその頃の私は、家では孤独を好み協調性が無くあまり話さずじっと本を読んでいるような子供ですが、学校に行けばそれなりに活発でクラスの代表で委員をやる「明るく元気な」と言われるような子供でした。

今でも立場や環境でまるで別人のような生活を送ることが多いですが、最近はまあこんな生き方でも良いのかなと思っています。「装ってる」ではなく「それも私、これも私」という感じです。

投稿:裕美 2013年12月18日(水曜日) 10時25分

すごく個人的なことですが 私は過去に何度も自殺未遂を繰り返していました。
それは 自己嫌悪からくるものでした。

そんな時 ふとしたことから 平野啓一郎さんに『空白を満たしなさい』を薦められました。
そこにはゴッホの自画像を基に「分人」主義が語られていました。

私はよく娘との関係で自己嫌悪に陥り 自殺未遂を繰り返していました。でも今思うと 平野さんの「分人」主義を知っていれば それは未然に防げたのではないかと思いました。

今春 私は自分に対する自己嫌悪から 自殺したいと思い それを未然に防ぐために サナトリウムに入院しました。
入院中は 平野さんの「分人」主義ばかり考えていました。

例えば 私→親
    私→旦那
    私→娘 
    私→平野さん
というように。。。
私は どの「分人」も失いたくなかった。
そう考えると 涙が止まりませんでした。
そして 嫌な自分も 失いたくない「分人」で見守ってやろうと思えるようになりました。

正直 今でも自殺したい時はあります。
でも そんな時 平野さんの「分人」主義を思い出すように努力します(難しいですが)。。。

それに もし 平野さんの「分人」主義を自分のものにすることが出来たなら「自殺したい」という気持ちも湧いてこないんじゃないかと思いました。

平野さんの「分人」主義は 生きづらい「自分」を生きやすい「自分」に変えてくれるのではないでしょうか。。。

投稿:嵐 志保 2013年12月16日(月曜日) 11時37分

『空白を満たしなさい』読みました。
「分人」という言葉は興味深く、印象に残っています。

小説の中では奥さんは元より、本人すら自殺の原因が分かっていませんが、現実でも周りの人に心配をかけないように辛い思いを隠していたり、知らず知らずのうちに精神的に追い詰められて視野が極端に狭くなっていたりということがあるでしょう。

「分人主義」という考え方ができれば、辛いと感じた時に、自ら、周囲の状況を整理して自分の立ち位置を確認することができると思います。
特にしんどくなり始め、まだ考える余裕がある時にこの考え方は役に立ちそうだと感じました。

投稿:しんいち 2013年12月15日(日曜日) 14時32分

分人主義。確かに人には色々な側面があり、時と場合と相手によって違った顔があるというのはもっともだと思う。しかし、分人主義という考え方は生きづらさを和らげるかもしれないが、自殺を思いとどまらせるには少し弱いような気がする。今は中高生が自殺するというニュースが盛んに報道される世の中になった。原因はいじめであったり、家庭の問題であったり、友人関係であったり様々なようだ。だが、いずれにしろ本当に自殺する子どもというのは限界まで追い詰められた末、思考が硬直し、結果自殺という誤った行動に出るような気がする。

投稿:ジュン 2013年12月14日(土曜日) 23時32分