パラリンピック、東京開催なるか!
2013年09月06日(金)
2020年のオリンピック・パラリンピックの開催地が、
今週日曜の午前5時(日本時間)にいよいよ決まります!
果たして、3都市の中で東京が選ばれるのか。。。
東京でオリンピックとパラリンピックが行われたのは、1964年。
今からおよそ半世紀前です。
NHKの近くには、競技が行われた国立代々木競技場があります。
オリンピックが注目されがちですが、
もちろんパラリンピックも、その地で開かれます。
選手も含め、関係者のみなさんにとって、
東京開催は念願なのではないでしょうか。
開催が決まれば、国からの障害者スポーツへの
バックアップ体制がより進むことが期待されます。
去年のロンドンパラリンピックの競泳を取材したときのこと。
オリンピックなど国際大会基準のプールがある国立スポーツ科学センターで、
初めてパラリンピック選手の使用が許可されました。
選手やコーチが笑顔で練習していたことを思い出します。
何度も何度も、国際仕様のスタート台で、飛び込みの練習をしていました。
その効果でしょうか・・・、ロンドンで素晴らしい結果が出ました。
競泳日本代表の国立スポーツ科学センターでの練習(去年6月)
また、障害者スポーツの選手たちは国際大会にいくつも参加し、
世界でも上位のポイント数を稼がないと、
パラリンピックの切符をつかむことができない競技も多々あります。
その国際大会への参加費も、自分たちで賄う場合が多いのが現状です。
東京開催でオリンピック選手強化も進むでしょうが、
パラリンピックの選手の練習環境や資金面での支援も
ぜひ進めてほしいと思います。
東京という日本での開催になれば、
“2020年に向けて頑張ろう!”と
目標を立てた次世代の選手たちが出てくるでしょう。
そして、時は2020年。
活躍する選手たちを見て、
これから障害者スポーツに挑もうという若者も出てくるでしょう。
これからの障害者スポーツの夢が大きく膨らむ第一歩になるのではないでしょうか。
また、東京の立候補ファイルには
「道路や駅などの交通基盤のユニバーサルデザイン化や
バスのノンステップ化などを2020年までにほぼ完了する」
「東京のすべての駅へのエレベータやスロープ及び障害者用トイレの設置」
など、バリアフリー化を進めることが掲げられています。
これを機に街が変わり、市民の意識も変わるのではないでしょうか。
東京か、マドリードか、イスタンブールか。
今週末、みなさん注目です!
★ハートネットTVのロンドンパラリンピックの記録(舞台裏!)は
こちらから!(去年の夏は盛り上がりました)
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