本文へジャンプ

微笑み

2013年06月11日(火)

こんにちは、山田です。みなさん元気ですか。

朝、出勤するときに乗るエレベーター。
別のフロアから、お母さんが押すベビーカーが入ってきて、
赤ちゃんと向かい合うことしばしば。
赤ちゃんは、じーっと私の顔を見つめます。
「顔色をうかがっている」のでしょう。

そこで、、、
私がニコっと微笑む。赤ちゃんも表情筋を緩めて微笑む。
かわいいな~。
今度は、ちょっとムスッとしてみる。
そうすると、赤ちゃんの表情から笑顔が消えてしまいました(ゴメンね)。

20130611_yamaken_column001.jpg
赤ちゃんの笑顔は宝物。何ものにも代えがたい。


人間には、相手の表情を見たときにつられて
同じような表情になる「表現模倣」という、
集団生活での“社会性”が備わっています。
それは、当然赤ちゃんにも。
無意識に互いの表情を真似て仲間意識を高めるという、
進化の過程で獲得した、「ヒト」にとって欠かせないものです。

だからきっと、
家や学校や地域で、
大人から微笑みが消えたら、子どもからも微笑みは消える。

子どもたちには、なるべく微笑んで接したい。

そのためには、
大人にも“自然と”微笑みが生まれる社会を作らないと。
 

「子どもへの虐待」、
「発達障害の子どもたち」、
「セクシュアルマイノリティーの子どもたち」、
「子どもの貧困」・・・。
最近、子どもをテーマにした特集に関わる中で、
その気持ちを強くしています。

20130611_yamaken_column002.jpg
見ているこちらも、微笑んでしまう


ベビーカーを押すお母さん、
私が赤ちゃんに微笑んでも、怪しまないでくださいね(笑)。

コメント

※コメントはありません