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2016年10月18日(火)

追跡 五輪予算 ~なぜ費用は膨らんだのか~

追跡 五輪予算 ~なぜ費用は膨らんだのか~
今回のグラレコ

番組の内容を、「スケッチ・ノーティング」という会議などの内容をリアルタイムで可視化する手法を活かしてグラフィックにしたものです。

出演者

  • 津武圭介
    (NHK記者)

  • 杉浦友紀
    (キャスター)

質問
コーナー

Q1

場所や費用がどう決まっていったのか?

ボート・カヌーの「海の森水上競技場」に関しては、2016年大会の招致を目指した際に候補にあがりました。IOCが打ち出したコンパクトな大会を実現するため、臨海部に注目したといいます。競技団体にとっても、都内に競技会場ができることは長年の悲願だったといいます。この計画は、2020年大会の招致でも引き継がれました。しかし、その後、整備費用が膨らんでいることを受けて、削減を進める一方で会場の変更も検討。コースの形状や集客の面、そしてレガシーに関する国際競技団体の要望などを勘案して、最終的には海の森水上競技場に決定しています。
Q2

透明性とレガシーをどう考えるか

小池知事は、インタビューに対して、「都民のお金で会場作りを進めるためには、徹底して情報開示し、コスト削減に努める」ことを重視していると答えました。五輪の素晴らしさは誰もが認めることではありますが、大会がもたらす負の側面から目をそらすことはできません。レガシーは幅広い意味での「遺産」であり、施設にこだわりコスト増につながってしまっては本末転倒となります。オリンピックで何を目指すのか、方向性を定める時期にきているのではないでしょうか?

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