2016年6月22日(水)
EU“離脱ドミノ”は起きるのか? ~イギリス国民投票のゆくえ~
番組の内容を、「スケッチ・ノーティング」という会議などの内容をリアルタイムで可視化する手法を活かしてグラフィックにしたものです。
出演者
-
庄司克宏さん
(慶應義塾大学教授) -
鎌倉千秋
(キャスター)
質問
コーナー
Q1
イギリスがEUを離脱すると、EUに残留したいスコットランドが独立に向かうとの話を聞きます。イギリスでも地域によって考え方が違うのでしょうか。
イギリスは、イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドという4つの地域から構成されています。スコットランドは、EUへの残留を支持する人が多いことから、離脱となれば独立問題が再燃し、イギリスの分断につながりかねないのです。
他にもウェールズ、ロンドンでも残留派が多くなっています。
また、離脱となれば、EUの後押しを受けた北アイルランドの和平にも悪影響が及ぶ恐れが指摘されるなど、イギリス各地で議論が行われています。
Q2
世論調査の結果はきっ抗していますが、そもそもどれだけ信頼できる物なのですか?
これまでイギリスの世論調査は、大きなものでは、おととし行われたスコットランドの住民投票や去年の総選挙などがあります。しかし、いずれも世論調査と、投票の結果は、異なっています。今回は精度をあげるよう改善を加えたと言われますが、やはり最後は「投票に聞け」ということになるのではないでしょうか。
みんなのコメント